オリンピックのニュースを見ようと、たまたまTVをつけた。
まさに男子400mリレーが始まる時だった。
わずか0.02秒差で日本がアメリに勝ち、ジャマイカに次いで2位になった!
凄いことが起こった。
こんなことってあるの?
夢じゃないかと、信じられない光景が目の前にLiveで映し出されていた。
四人の若者の姿が眩しかった。

「さあ、私も頑張ろう」という気持ちになったのは、不思議なことだった。
すごいエネルギーをもらったように感じたのは、きっと、私だけではないだろう。


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(Websiteより拝借)


# by PochiPochi-2-s | 2016-08-20 17:43 | 日記 | Trackback | Comments(2)
ー はじめに ー

主人が学級通信として書いた、今から34年前の家族旅行の記録をブログに残しておこうとアップしはじめてから8月16日で20回が過ぎた。
久しぶりに読み返しながら文字を入力していると、"過ぎ去った34年"という時間の長さに改めて驚く。
このシリーズに登場する長男(マックちゃん)は小6と小2の男の子二人の父親になり、
彼の子供たちは、父親が旅行した時の年齢をすでに超えている。
また、娘(モッちゃん)はもうすぐ3歳になる男の子の母親になっていて、
あと2年もすれば母親が旅行した時の年齢になる。
『34年』と言葉で言えば 簡単に"ひと言"ですんでしまうが、
あと34年経てば自分はいったい何歳になっているのだろうかと考えれば、
大変大きな意味のある時間であったということになる。
私の人生90年(父が生きた時間と同じ長さ)と考えれば、その1/3の時間を占める。

昔の、大胆無謀な、しかし とてつもなく楽しかったこの旅行やその時の子供達の様子をもう一度思い出し、過ぎ去った34年という時間を考えた時、何だかもう一度元気をもらい、これから先の時間を精一杯生きてみたいと思うようになったのだった。


* * *


一、ウィーン西駅

7月31日(土)、午前8時40分、ウィンナー=ワルツァー号は Wien West bf.(ウィーン西駅)に静かに滑り込んだ。


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ウィーン西駅(娘の絵)


出発起点バーゼルから実に944km、12時間半の列車の旅であった。
コンパートメントでの寝心地は予想外に良く、眠れぬ「夜行列車」の偏見を一掃したのだった。
その上、ホテル代一泊分の節約になるのは願ってもないことだった。
道理で、若者達は列車をホテル代りに利用して格安旅行を楽しんでいるという。
無論、彼らは一等など目もくれず二等でで旅行していて、ウインナー=ワルツァーの二等車は、そんな彼等で通路までも占められていた。
だがそんな旅も結構楽しいものだ。(学生時代によくした)



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(長男の絵)



「西駅」は旅行者でごっ返していた。広いコンコースの中央にある両替所は列車の到着毎に長蛇の列ができる。
個人旅行者に最も求められることは、一にも二にも「待つ」ことである。列を見たら必ず最後尾につくことである。(時には1時間も待って、横の窓口と間違えていたこともある)しかし、この「待つ」ことも結構楽しい。皆初めての旅行なので、あれこれ情報交換をするのである。身振り、手振りを交え、メモ帳片手に、独、仏、英語、イタリア語が飛びかう。

二、 電話帳

「ここは観光案内所(インフォーメーション)です。ホテル予約は、『オペラ座』
駅まで行ってください」
" i " マーク(information)の前に並ぶこと1時間余。やっと順番が回ってきたかと思えば、市内観光のみ扱っているとか。前に並んでいた米人学生と二人でぶつくさ
仕方なく、手元にある案内所のホテルリストのページを繰り、電話することにする。
「電話をする」と言えば簡単だが、これがどうして、結構労を要するのである。各国により方式が全く異なるからだ。
悪戦苦闘の末やっと通じても、受話器から聞こえてくるのはドイツ語ばかり。全く途方に暮れたのだった。


「どうかなさいましたか」
ボックス前に疲れ果てた態でいる私たちに気づき声をかけてくれた学生さん。彼のご厚意に甘え、ウィーンでの唯一の"知人"に連絡をとってもらうことにした。
H高校英語科 I 先生が欧州旅行の際知り合われたG嬢。I 先生から住所と電話番号を教えてもらっていた。
しかし、番号を写し間違えたか全く通じない。親切な学生さんは分厚い電話帳を取り出し、必死で該当者の割り出しに骨を折ってくれた。電話局にもかけあってくれた。地図を引き出し住所を頼りに調べてもくれた。


「どうもこの名前は、ニック=ネームらしいですネ」
「ウムラウト(ドイツ語母音に付された ¨ の符号 ー 例 ü )の有無によっても全然違ってきます」
約1時間、彼は文字どおり汗だくになって、調査してくれた。にもかかわらず、無駄に終わってしまった。
「お気の毒ですが………」
私たち以上にガックリきている彼に、私たちは何度も何度もお礼を言った。
「僕、友達との約束がありますので、これで失礼します。いい旅をなさって下さい。
それから、英語会話ができて楽しかったです」
おやまあ何ということか。こちらは 典型的ジャパニーズ=イングリッシュなのに…。
彼もドイツ語を交えポツポツ話す。
……………………………………
見知らぬ私たちに、実に親切に礼儀正しく接してくれた彼。私たちは何度も何度もお礼を言って、彼の後姿が、西駅の雑踏の中に見えなくなるまで見送ったのだった。
「さあ行こう。オペラ座へ」
さわやかな出合いがいつしか旅の疲れを癒してくれたのである。(続く)


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# by PochiPochi-2-s | 2016-08-19 22:53 | 「四人ぽっち」欧羅巴 ズッコケ家族の旅 | Trackback | Comments(2)

夏の朝

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夏の早朝、家の前の道路や庭に出ての水遣りは欠かすことのできない仕事。
そして、私には一番好きな時間。
いま考えていること、考えねばならないこと、思いついたこと、これからしたいこと
等々、いろんなことに思いを巡らせながら、草や木に水をやる。
この時間が一番心が安らぐ時。

「おはようございます」

今日も、道路に面して置いている植木鉢やプランター、壁面にかけている花かごに
水をやっている私の背後から元気な声が聞こえた。
道を隔てたお向かいの Oさんの声だった。
今年90歳。かつては一部上場の大企業の役職に就いていたという。
年をとられたとはいえ、いまでも矍鑠とし、90歳という年齢を感じさせない。
しかし、この暑さ。
奥さんを早くに亡くされ、子供二人の独立後からの一人の生活は長いと、
この家に越してきた時に聞いていた。
近くに住む長男さんが毎週必ず訪ねてこられ、趣味の絵画や読書などで
一人の時間を過ごせるとはいえ、一日は長いことだろう。
毎朝、Oさんのお顔を見るとなんだか安心する。
今日も、お元気そうだったのでほっとしたのだった。

早朝に水をやっていると、いろんな人が家の前を通る。
勤めに出かける人、犬の散歩の人、早朝散歩のひと等。
声をかけ挨拶する人、会釈だけの人、少し立ち止まって話をする人。
やはりこの時間が好き。


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真夏の庭には、咲く花は少ないが、それ以上に緑があふれている。
今日は久しぶりにまたツルニンジンの蕾を見つけた。
明日か明後日咲くことだろう。


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# by PochiPochi-2-s | 2016-08-18 23:17 | 思い | Trackback | Comments(4)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s