tiramisu (ティラミス) - リビングの1月のカレンダー -

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リビングのカレンダー(1月・2月)
ドイツ・ミュンヘン市庁舎
小田切 諭



新年はこの絵から始まった。

「ことしはミュンヘンからの始まりやわ。
アンジーはこの街の一体どこにある店でお餅と抹茶を買ったのだろうか。
ミュンヘンはウルムから近く、フランツの幼馴染も住んでいるので、
アンジーとフランツは度々この街を訪れると言っていたなぁ」

昨日の朝、なんとなくそんなことを思いながらカレンダーの絵を眺めていた。


「ハイ、○ーこ、元気?
先週末、私たちはベルティと彼の可愛い奥さんとイタリアンのレストランで待ち合わせて食事をしたの。
ベルティは言ってたわ。あなたとtiramisuの夢を見たって。
その時私もあなたのことを思ってたわ。でも夢ではなかった。
私は彼がジョークを言っていると思ったの。だけど本当に夢を見たんだと言っていたわ。
もし○ーこがもう一度ドイツにくるなら、僕と妻はもう一度ぜひともディナーに招待したいんだと、
ベルティは私に(友人として)言ったわ。
彼はそんな思いやりのある人なのよ…」

昨日の夕方、水泳から帰ってくるとアンジーからメールが届いていた。

2010年の夏、再びメミング夫妻に会うためにドイツ・ハンブルグへの旅行を計画していた。
ちょうどその時アンジーとフランツも長年住んだシンガーポールからフランツの故郷の南ドイツ・ウルムに
住居を移した時だった。
突然湧き起こった、もう一度 彼女と会って話したい気持ちを抑えきれず、
旅行の目的を二人に会う旅に変更したのだった。
彼女の家に4泊させてもらい、彼女とゆっくり過ごす予定だった。
サッカーW杯が開催されていた年で、サッカー好きなドイツ人は毎夜誰かを自分の家に呼び、
バーベキューを食べながら一緒にTV観戦をして楽しんでいた。
私も滞在中は夕食はいつも誰かの家でのバーベキューにアンジーたちと一緒に呼ばれていた。

ベルティの家に招待されたのもそのうちの一回だった。
彼もフランツもサッカーが大好きで、ベルティにはサッカー好きの小さな男の子もいた。
奥さんはタイ人で料理が上手できれいな人だった。
ここでのバーベキューはそれまで招待された肉類主体のドイツ人の家庭のバーベキューとは違い、
魚や野菜が多く楽しい夕食だった。
最後のデザートは ”tiramisu“だった。
誰かを家に招待した時には必ずこの。tiramisu を自分で作り、もてなすと言っていた。
予想外の出来事で、おもわずう〜んと唸ってしまうほど美味しいデザートだった。
私も作りたくなり厚かましくもレシピをもらえないだろうかと頼んでしまうほどおいしいティラミスだった。
その夜の楽しかった夕食をベルティは覚えていてくれたのだろう。
そして、アンジーと私は大の親友だということをよく知っているのだろう。

この手紙を見ながらもう一度ドイツにいき、彼らを訪ね、一緒の時間を過ごしたいなぁとしばらく物思いにふけっていた。






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Commented by sternenlied4 at 2019-01-16 00:58
ニュールンベルクに住んでた頃はちょくちょくミュンヒェンに足を運びましたよ。
近年日本人以外のアジア人がやってる寿司の店とか日本料理もどきの店は雨後の筍みたいに
増えてますが、当時日本料理のレストランってあまりなくて、どうしても和食が食べたくなった時は
ミュンヒェンの三船という日本料理のレストランに食べに行ってました。
ミュンヒェンにはいい美術館もたくさんあるんですよね。
ドイツの大きな都市の中ではミュンヒェンが一番気に入ってます。
いつかお友達と再会できればいいですね。
Commented by PochiPochi-2-s at 2019-01-17 08:58
☆ sternenliedさん

そうですね。
最近は日本食が人気らしく、ヨーロッパの街でもたくさんの日本食レストランが
あるらしいですね。7〜8年前になりますが、リさんに会いにカーディフに行った時、
バースのような街でさえ(まあ、観光客は多いですが)スーパーにはお寿司のパックが
売られていてびっくりしましたね。その前にもチューリッヒの駅でお寿司にパックが
売られているの見かけたことがあります。
アンジーは確かミュンヘンのアジア人用の食材店で買ったと言ってました。
ウルムにはないけれどウルムから自動車で1時間ほどのミュンヘンまで行けば手に入る
と言ってましたよ。

そうですね。また会いたいです。でもヨーロッパは遠くてね。
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by PochiPochi-2-s | 2019-01-14 10:32 | 思い | Trackback | Comments(2)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s