『戦場から妻への絵手紙』- 終戦の日 -
2018年 08月 15日
秋田は今ものすごい雨です。
母は終戦記念日、たくさんの人たちの涙かな~といって先ほど眠りました。
>世界史的に見ても稀な、奇跡的とも思われる平和な時間を過ごせてきた私たちの世代。私たちは、天皇陛下のお言葉の中にあるように「国民のたゆまない努力」と憲法9条を維持することで、いまある平和な世の中を次の世代に伝えていかなければならないとの思いを今日また新たにした。
本当にそう思います、平和な日本がこのままずっと続きますようにと祈らずにはいられません。
お母様の書かれた体験記貴重なものですね。
八月に入ってからラジオでもたくさんの体験記を聞きました。皆さん必ずおっしゃるのは『戦争は絶対にしてはだめ』です。
絹子さんの言葉が胸に迫りますね。
もし戦争がなかったら
一緒に美しいものを眺めて
同じ思いを分かち合えたのに……。
いま私たちができることが出来なかったのはすべて戦争をしたからなのですね。
こんにちは。
昨夜の雨、大丈夫でしたか?
今日もかなり雨が降っているのではないですか?
そうですね。
あの戦争で亡くなった人たちが今の世の中を見たらどう思うでしょうね。
お母様が言わた「たくさんの人たちの涙かな〜」におもわず「そうかもね」
と返したいです。
戦争だけは絶対に駄目ですね。
「教え子を二度と戦場に送らない」と誓った母や父たちに世代の大半は
向こうに世界に行ってしまいました。
しかし、私たちはあらゆる手段を講じてなんとしてもこの平和を守らなければ
と思っています。
中東やアフガニスタンの惨状を見ていると、戦争の惨さ、虚しさ、悲惨さを感じます。
平和ほど尊いものはないと思っています。