「暑いなぁ〜」
昨日の朝、道路と庭の掃き掃除をし、洗濯物を干し終わったころには、
もうすでに気温は26度前後、湿度は80%を超え、ほんの少し動くだけで汗がふきでてきた。
あの大災害を引き起こした豪雨がやっと終わったと思った翌日から連日の真夏日。
豪雨に災害を被った人たちのことを思うとあまりの惨状に胸が痛む。
お昼前、気温は既に34度近くまで上がっていた。
その暑さのなか絵の教室に出かけなければならず、いつになく億劫になっている自分に気づいていた。
あまり食欲はなかったが、
食べていかなければ体調を崩すだろうと、急遽、冷蔵庫にあった材料で冷やし中華を作った。
庭でできたトマト、キュウリと薄焼き卵をのせた。
4、5日前から赤くなり始めた庭のトマトはやはり味が濃くおいしく、出かける元気が出た。
暑い時の食事はこういうものにかぎるとあらためて思ったものだった。
教室に入ると先生に声をかけられた。
「 I さん、もし次回に家に何か花があったら持ってきてくれへんかなぁ。
花を採りに行くいつもの場所は土砂崩れがひどくてどうにもならへんのや。
僕に住んでいるところは陸の孤島みたいになってて、
大阪方面や京都方面からの道路もあの大雨による土砂崩れで全て遮断されてる状態なんやわ。
今日もほとんど絵の材料になるような花を持ってこれんかったんや」
きっとそうだろうなぁとは思ってはいたが、予想以上に土砂崩れが酷かったらしく
道路は全て通行止になっていて2週間ぐらいでは復旧しないだろうということだった。
生徒もみんなお互いの無事を再確認し、
なんだかほっとしたのかいつになく賑やかにあちこちでおしゃべりに花が咲いていた。
教室のクーラーだけが変に効いていたように思った。
昨日途中になっていたヤマモモの絵を見てもらい、先生のアドヴァイスをもらった。
私も描きながらなんとなく気に入らなかったところを指摘され、なるほどなぁ〜と納得した。
今日からまたそこをちょっとだけ描き足してみようと思っている。
また、ハンゴンソウ、アレチノマツヨイグサをもらって帰ったが、描けるだろうか。
ハンゴンソウは何度も挫折している花なので、描きたい気持ちはいっぱいなのだが
さてどうなるだろうか?
今日も午前9時にはもう既に32度になっていた。
今日も暑い一日になることだろう。