「四人ぽっち」欧羅巴 ズッコケ家族の旅 (1982年・夏)(27)
2016年 09月 25日
「親に付き合うのも疲れるわぁ」
わかるわかるその気持ち、えらいえらい(^^ゞ
イタリアは初めて行った時は一人旅の5日間の
バス周遊旅行だったのですが、とっても感激しましたよ。
ウィーンに初めて行った時に、同じホテルに宿泊していた
日本人の若い女性とホテルの食堂の朝食時に知り合いました。
彼女はクリムトのコレクションを見にウィーンにやってきたのだそうで、彼女と一緒にベルヴェデーレ宮殿のクリムトのコレクションを見に行ったのですよ。
その時にモネの初期の作品展が行われていて、とっても感激してしまいました。
美術展はあまりたくさんありすぎると子供じゃなくても疲れますね。
ウィーンには美術館がたくさんありますが、キリストをモチーフにした宗教画には私も満腹状態でしたね(笑)
そうでしょう?
今さらながら可哀想なことをしたなぁ〜と。
親の勝手の思いだけで行きたくもない旅行に連れて行かれ引っ張り回され、
子供達はきっとおもしろくなかったでしょうね。
今の私ならきっと言いますよ。
「なんて親だ!自分勝手な!」と。(笑)
母や父の世代の人たちはみんなが一番いい青春時代が戦争の時代
だったので、外国に対する憧れが強かったのだと思います。
退職時、互助組合主催の欧州への団体旅行の企画を知り、
参加したと聞きました。
帰ってきてからどれだけ聞かされたことか!
イタリアはいいですね。
この後ズッコケ家族はフィレンツェに。
この時はイタリアはフィレンツェだけでしたが、後から再びミラノ、
ヴェネチア、フィレンツェ、ピサ、ナポリ、ローマ、ヴァチカン、
サンジミアーノ等回りましたよ。イタリアは大好きです。
機会があれば、次はもっと小さな町に行ってみたいなぁと思います。
sternenliedさんも何度かウィーンに行かれたのでしたよね。
本当にベルヴェデールの絵画のコレクションはすごいですものね。
何年か前に再びウィーンに行ったのですが、
このズッコケの時の のんびりゆったりしていたウィーンの印象が強く、
あまりにも観光客が多くなっていたのには驚きました。
確かに、子供にはつまらなかったと思います。
いえいえ、
子どもにとって美術館はちょっとだけ退屈でくたびれるところのはずですが
いつも楽しそうだし、
詰まらなかったらこんな素敵なスケッチは描けませんでしょう。
お子さんたちすごくいい経験をなさったなぁと羨ましく思っています。
そう思うのは大人ばかりかもです。
まあ無意識のうちに何かと影響を与えたのかもしれませんね。
二人とも大学生になった時にお金を貯めて、もう一度主にイタリア、
スイスを旅して回っていましたね。
兄の方は、同じ建築家の友人とイタリアを1ヶ月うろつき回り、
妹の方はやはり大学の友人と二人でイタリアとスイスを1ヶ月、
旅して回ってました。どちらもバックパッカースタイルで。
なんとなく覚えているところもあったなんて言ってましたよ。
その程度で大人が思うほど……です💦