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加太さかな線 (南海加太線)


「故郷、幼なじみっていいものだなぁ」
帰りの電車の中でしみじみと思っていた。
そして心の中では「ふるさと」の歌が流れていた。

うさぎ追いしかの山
小鮒つりしかの川
夢はいまも めぐりて
忘れがたき故郷

後期高齢者のこの歳になってもいつでも安心して帰れる場所。
両親は亡くなりもうすでにそこにはいなくても、
いつもさりげなく、暖かく迎え入れてくれる場所。
小さい時からの呼び名で声をかけてくれる場所。
一瞬にして子供時代に戻れる場所。
そんな場所があるというのは幸せなことだと嬉しい思いでいっぱいだった。

さらに懐かしい歌が心に浮かんだ。

われは海の子 白波の
騒ぐ磯辺の 松原に
煙たなびく 苫屋こそ
わが懐かしき 住家なれ

海の側で生まれ、波打ち際で遊び、海を見ながら育ったが、
海が怖くて全く泳げなかった子供時代。
それでも海は大好きで、
海は広いな大きいな揺れてどこまで続くやら
海にお舟を浮かべてはいってみたいなよその国
と歌いながら遊んでいた子供時代を思い出していた。




今月初め頃幼なじみのHちゃんから連絡があった。
「K君が帰ってきてるんやわ。
それでまたみんなで会って喋ろうといつもの場所に集まるんやけど。
S〜子ちゃんはちょっと遠いけどこれる?
K君が会いたがってるわ」
即決だった。
「みんなに会いたいし、K君とも喋りたいから行くわ!」

一昨日3/7(土)は、午前11時前に家を出て午後1時過ぎに到着した。
約2時間余りの電車旅。
久しぶりに乗る南海特急サザンから加太線(加太さかな線)に乗り換え、最寄りの駅へ。
“さかな電車”がおもしろかった。
当時はこんなおもしろい電車ではなかったが、毎日この電車で和歌山市内にある高校
まで通ったことを懐かしく思い出していた。
そこから徒歩5分ほどで目的地のファミレスに到着。


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「あれ?この辺の人とはちょっと違うと思ったらS〜子ちゃんやった。
歩くのが早い。背筋を伸ばしてさっさと歩いていたなぁ。さすがやった」
少し遅れて集合場所のレストランに入ってきたK君に言われびっくりした。
場所がわからないだろうからと最寄りの駅に迎えにきてくれていたらしい。
しかし少し早く着き知り合いの店に立ち寄って話している間に電車が到着してしまい、
電車から降りた私が目的地に向かってさっさと歩いて行ったという。
一方、K君はなかなか話を切り上げられず、せっかく迎えにいったのに私が行ってしまい
追いつけなかったそうだ。

私は何十年ぶりかで歩く隣村の中を懐かしい思いで歩いていたのだった。
子供の頃とは随分変わっていたが、懐かしく思い出す家や弟の友達だった人の家もあり、
足取りも軽かった。

集まったのは12人。男性3人、女性9人。
去年の同窓会から約1年ぶり。
これといって特別な話題はないが、それぞれに話したいことを話したい相手に話していた。
時々席を変えながら。
おもしろいのは、
みんな家で軽く食事をすませてきて、デザートか飲み物のみを注文していたことだった。
男性軍は3人ともドリンクバー。
食べるより話す時間を確保したいからで、ランチタイムを外した方が席を確保でき、時間を
気にせずに話せるかららしい。
なるほどなぁ〜と感心した。


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さらにもうひとつの目的は、普段はほとんど食べないデザート食べることができるから。
みんなと一緒だと恥ずかしげもなくおおっぴらに食べれる。
女性群が食べたかったのは大盛りのイチゴパフェ!
何十年ぶりだろうか?
20年以上も前にツェルマットで度々飲んだアイスクリームの浮かんだアイスカフェ以来
かもしれない。
いちごもおいしかったし、アイスクリームもおいしかった。
何よりも嬉しそうな顔をしてパフェを食べる女性軍を見るのは楽しく、
そのうちに私も食べながら話しに夢中になってしまった。
誰と話しても、何を話しても、安心して話せる心地よさ。
幼なじみの持つ連帯感、暖かさかもしれない。
あっという間に時間が経ち、
MTちゃんの「あっ、3時半や。私帰って夕食の用意をせんならんわ。ごめんやけど帰るわ。
S〜子ちゃん、またね。気を付けて帰ってね」
のひと言でお開きになった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。


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帰り際にみんなからもらったお土産を持ち、私も帰ることにした。
畑で育てた白菜で漬けた白菜漬、おから、故郷の味・山利のちりめんじゃこ3種類、
畑から抜いてきたばかりのわけぎ、奥さんと二人で作ったK君の手作りのクッキーと
リンツのチョコレート等々。
「S〜子ちゃん市駅まで送って行くわ。市内に住んでいるからどうせ帰り道やし、
もうちょっと話がしたいから」
Mちゃんが声をかけてくれ、南海の市駅まで送ってもらい、16:20発の特急サザン
に無事に乗れた。
18:26 最寄り駅に到着。

心踊る電車の小旅行だった。

それにしてもみんな元気だった。
今年77歳の喜寿を迎える人達とは思えないほどで、女性軍のほとんどが自転車で来ていて
「じゃあ、またね」と颯爽と帰っていった。
一昔前までは考えられなかった光景。
みんな元気だからこそ集まってしゃべることもできる。
そして何よりも強い繋がり。
お互いがお互いを、さりげなく優しく支え合っていることを再確認したのだった。
ちょっと遠いけどまた声をかけられたら参加しようと思っている。

夫は今朝もちょっと羨ましそうに呟いていた。
「故郷のある人はいいなぁ」





# by PochiPochi-2-s | 2026-03-09 16:38 | 思い | Comments(0)

和歌山へ - ミニ電車旅 -

和歌山へ - ミニ電車旅 -_b0344816_11475429.jpeg
難波駅 特急サザン

幼なじみHちゃんから電話があり、
「何人か集まるから来れたら来ない?」
「行くわ!」
即決だった。

「故郷のある人はいいなぁ」
出かける時夫がふと呟いた。

そうかもしれないなぁと、
今サザンの中で思っている。

心おきなく喋れる時間を考えると
ワクワクする。

では!






# by PochiPochi-2-s | 2026-03-07 12:01 | お出かけ | Comments(0)
ああ、春だなぁ! 黄色い水仙_b0344816_22242660.jpeg


昨日は『啓蟄』だった。
土中で冬眠していた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出てきはじめる頃だという。
朝一番庭に出てみると、黄色い花のかたまりが目に飛び込んできた。
黄色いミニラッパ水仙がにぎやかに咲き始めていた。
ああ、春だなぁ!
そう思う瞬間だ。

突然歌が心の中で流れはじめた。

I may not have mansion
I haven’t any land
Not even a paper dollar
to crinkle in my hands
But I can show you morning
On a thousand hills
And kiss you and give you seven daffodils

学生時代よく歌った歌。
ブラザーズ・フォー 『七つの水仙』
懐かしい、思い出多き歌。
心は一気にあの時代に飛んでいった。





そして毎年のことだが思い出すのはワーズワースの詩。
「 I wandered lonely as a cloud 」で始まる 『The Daffodils』。
やはり学生時代に出会い、いつか湖水地方を訪れたいものだと夢のような思いを抱いていた。


ああ、春だなぁ! 黄色い水仙_b0344816_23215979.png
(Website からお借りしました)



それからずいぶん時間がたち、
この詩に魅せられ憧れ続けた想いを胸に、わざわざ湖水地方まで出かけた日々を思い出す。
どんなに嬉しかったことか!
電車がウンダミアの駅に近づくにつれ、喜びで胸が高鳴っていった。


できたらもう一度湖水地方を訪れ、ゆっくりと気がすむままに歩き回りたい。
そんなことを思わせてくれる黄色い水仙の花。

そしてこの黄色い水仙の他にも、庭には春の花の芽がたくさん出てきていたし、
花も咲いていた。


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花桃の花
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啓翁桜の蕾
今にも咲きそうだ

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ニリンソウ

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ヤマブキソウ

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タイツリソウ(赤花)

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キイジョウロウホトトギス

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ニホンサクラソウ

ああ、春だなぁ! 黄色い水仙_b0344816_17024293.jpeg
ハナカイドウ


最後に
わが家の玄関のさくらの絵



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ついに春はやってきた!
Spring has come!


私も新しいスタートを切ろうと思った日だった。









# by PochiPochi-2-s | 2026-03-06 17:07 | 思い出 | Comments(0)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s