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絵の教室の帰り立ち寄った本屋さんで たまたま 見つけた記事。
「本と友達になる」(細谷亮太・暮らしの手帳)

その中で、詩人の吉野弘さんのことが書かれていた。
1月15日、肺炎のため、87歳で亡くなられたと。
そして、「夕焼け」の詩を引用し、彼の詩についての感想を書いていた。

若かった頃、彼の詩に魅かれ、よく読んだ。
中でも、「奈々子に」が大好きだった。
”赤い林檎の頬をして 眠っている 奈々子。”から始まる詩。
途中に、次のフレーズがある。

 お父さんが お前にあげたいものは 健康と自分を愛する心だ。

 ひとがひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ。
 
 自分を愛することをやめるとき ひとは 他人を愛することをやめ
 世界を見失ってしまう

 自分があるとき 他人があり 世界がある。
 ・・・
 お前にあげたいものは 香りのよい健康と 
 かちとるにむずかしく はぐくむにむずかしい
 自分を愛する心だ。

初めて自分の子供が生まれた時、この詩に出会い、感動した。
親の愛情があふれんばかりに表現されているように思える。

”確か 英語を習い始めて間もないころだ。”で始まる「I was born」も大好きだ。

細谷さんはこの記事の中で言っている。
「読書の秋です。これから生きている間に、ふっと話をしたくなるような友達を
探しに、本屋さんに出かけてみてはいかがでしょう」

私にとって”生涯の友達になるような本”とは?
吉野弘詩集は、もちろん、その中の一冊。


# by PochiPochi-2-s | 2014-09-24 23:30 | 読書 | Trackback | Comments(0)

ひさしぶり〜!

《ヤマジノホトトギス》
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「ひさしぶり〜! 元気だった?」
ロビーは、明るい賑やかな声で満ちていた。

今日からまたスイミングスクールが始まった。
ほぼ2ヶ月ちょっとぶり。市が運営する“市民温水プール”
3期目。今回は、今日から週一で10回。12月の半ばまで。

私のグループは ほぼ初心者ばかり。基礎の基礎から丁寧に教えてくれる。
みな 最初は全く泳げなかったとのこと。それでも、1年、2年と続ければ、
シニアスタートであっても みんな何とか泳げるようになる。
『指導者について基礎を習う』ということは すごいことだと思った。
スキーと同じ。自己流でやっても上手くはならないと 思い知った。

夏休み中に 5回ほど通って 泳いだのがよかったのか、今日は調子が良かった。
クロールで 25mを 何とか 4回泳げた。しかも、あまりしんどくない!
「むむっ? これは いったいどうした?」
2期、20回を無欠席で通ったのがよかったのか?
水に慣れてきたのか? スタート時の緊張がなくなってきたのか?
とにかく、めっちゃ嬉しい!

今日初めて『水泳は楽しい!』と思った。

午後からも、絵を 頑張って仕上げた。
いつになく気が乗り、3回も描き直したヤマジノホトトギスを やっと完成する
ことができた。これも “水泳効果”(?)
果たして 絵の先生の 評価は?

夜は?
忙しさにかまけて放っていた、あと30ページで終わる小説を読んでしまうつもり。
Ken Follett の Fall of Giants ペーパーバック全920頁。延々とよく読んだものだ!
第一次世界大戦前後のヨーロッパの状態がよくわかった。

物事全てうまく行った日は、こんなに気持ちのいいものか?
いやいや まだ夜の予定は あくまでも予定。
「予定は未定にして…」
昔、確か、誰か有名なアナウンサーがよく言っていたっけ。

デッキを流れる風は、もう完全に秋の風。
ひんやりときもちがいい。


# by PochiPochi-2-s | 2014-09-22 17:47 | 習いごと(絵・水泳) | Trackback | Comments(0)

心の窓

≪アザミ≫
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「外国の言葉を知るということは、それだけ、多くの心の窓を持つということです」
 今朝の「花子とアン」の中の花子の言葉。

『心の窓』 この言葉に魅かれた。

「外国語を知ることによって、今まで全く知らなかった世界、文化、人々を知ること
なる。そして、自分の世界が2倍3倍に広がり、知識、経験、友人などが増え、心が豊かになる。そのためには、自分の殻に閉じこもっているのではなく、もっと心を開放して、広い世界に目を向けよう。そうすれば 、もっと自分の世界が広くなり、心が豊かになる」ということなのだろうと 、私なりに解釈した。

沢木耕太郎の『旅の窓』という本がある。
最初のページに、次のような文章が載っている。
            
【私たちは、旅の途中で、さまざまな窓からさまざまな風景を目にする。それは飛行機の窓からであったり、汽車の窓からであったり、バスの窓からであったり、ホテルの窓からであったりするが、間違いなくその向こうには一つの風景が広がっている。しかし、旅を続けていると、ぼんやり眼をやった風景のさらに向こうに、不意に私たちの内部の風景が見えてくることがある。そのとき、私たちは「旅の窓」に出会うことになるのだ。その風景の向こうに自分の心の奥をのぞかせてくれる「旅の窓」に】

この本は、一枚の写真に一枚の文章が添えられたページで構成されている。
彼は、取材で旅をすることが多く、何十年も旅をしているうちに、ふっと気になる
情景に遭遇すると、シャッターを切るということがよくあったらしい。

読んでいて、「彼がなぜこの写真を撮ったのか」が よく理解できる。
きっと、作者の思いが読者に伝わる文章なのだろう。
その時々の、写真に写る人や風景を通じて 撮影した彼の心情がよく理解できる。
カメラのシャッターという窓を通して広がった世界が展開されている。

『世界の車窓から』というわずか5分のテレビ番組も私の好きな番組である。
ここでも、車窓から見えるきれいな風景、そこに写る人々の日常風景とともに、
一瞬の、人々の心の風景が映し出されている。
私の知らない世界が広がっていく。

『窓』という言葉は、魅力的だと思う。

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今日、9月20日は、3番目の孫・りょうちゃんの満1歳の誕生日。
主人が焼いたタイの塩焼き と お赤飯を持って、会いに行ってきた。
歩き始めるのも もうすぐだろう。その時が楽しみ!

りょうちゃんという窓を通して、私も、再び 子供の世界を経験できるかもしれない。
            

# by PochiPochi-2-s | 2014-09-20 22:52 | 読書 | Trackback | Comments(0)

アザミの花

≪スコットランドの花・アザミ≫
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スコットランドで『イギリスからの独立』を問う住民投票が行われた。
今日、日本時間 午後1時過ぎ、独立反対の投票数が半数を占め、
スコットランドの独立は不成立に終わった。

イギリスは大好きで、今までに4回訪れている。
一度目は、1982年。家族4人で行ったヨーロッパへの旅行の最後の訪問国。
ブリットレイルパスを利用してエジンバラまで行き、ロンドンから日本へ帰る予定
だったが、まだ小さかった子供たちが動かず ロンドン止まりになってしまった。
去年夏も湖水地方・ハワース止まりで、またしても エジンバラには行けなかった。

私は、スコットランドについて いったい 何を知っているのだろうか?
街の名前は? エジンバラ、グラスゴー、セントアンドリュースのみ。
あとは? スコッチウィスキー、タータンチェック、キルトスカート、
ウールのセーター、ネス湖、蛍の光、アニーローリー、バグパイプ。 
あまりにも乏しい知識。

バグパイプといえば、大学4年の夏、カナダのバンクーバーで、自分の家に招待
してくれた スコットランド出身のワットさんを思い出す。息子さんが、私たちに
彼のバグパイプを演奏してくれた。生まれて初めて聞く音に何か不思議なものを
感じ、ワクワクしたのを思い出す。40年余前のこと。今じゃ、遠い遠い昔話。

今回、テレビの私たちに与える情報はすごいと思った。“内容・量 ” 共に。
どのチャンネルも、スコットランドの成り立ちから始まって現在の状況に至る
まで や なぜこのような住民投票が行われるようになったかまで、微に入り細に
入った説明をしていておもしろかった。お蔭で 知識も増え 事情がよくわかった。
急に “スコットランド通”になった気分だ。
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《バグパイプの演奏》

イギリスの正式名称は、『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』
グレートブリテンは、イングランド、ウェールズ、スコットランドから成り立つ。
18世紀初頭イングランド王国とスコットランド王国の統一により大ブリテン王国
となる。だから 今回のような一部の地域の分離独立騒動も当然ありうると思った。

今回、スコットランドの人たちは、本当に真剣に”自分の国の将来”を考えたこと
だろう。日本では考えられないことだが、”自分たちの置かれている立場、状況、
未来”などを真剣に考え、話し合える機会を持てた彼らは、ある意味幸せなのかも
しれない。しかし、ただ一度きりの住民投票で、しかも『過半数』で、このような
重要な 微妙な問題が決定されるのは、なにか怖い気もする。一人の 雄弁な 魅力的
な演説によって、人々の気持ちが左右されるのはあまりにも怖い。

スコットランドの国花は『アザミ』
ノルウェーの侵攻から城を守った花として国花とされている。
花言葉は、「独立」「厳格」「満足」「安心」等。
葉は棘でおおわれているが、花の色は美しい赤味がかった紫色。
何度か挑戦してみたが、絵に描くには難しい。

スコットランドの人たちには、今回のこの貴重な体験を大事にし、
これから先 毎日を大切に 生きてほしいと思う。





# by PochiPochi-2-s | 2014-09-19 23:33 | その他 | Trackback | Comments(0)

ドイツ人とは?

≪ドレスデン夜景ードイツ観光局の写真から≫
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「ドイツ」と聞けば、何を思うだろうか? 

今日の朝日新聞DIGITAL版・『PRIDE OF JAPAN-世界の頂に挑む』の中に
「スポーツ強国ドイツの秘密に学ぶ」という記事が載っていた。

≪記事抜粋≫
サッカーワールドカップ(W 杯)7月ブラジル大会でドイツが4度目の優勝。
夏季冬季のオリンピックでも数多くのメダルを獲得し、スポーツ強国として存在感を
示している。1億2千万人の日本より少ない人口8千万人のドイツが、なぜ,これほど
までにスポーツで強いのか。

二人の、ドイツに詳しい人へのインタビューも記載されていた。
いくつかのポイントを要約すると、
① ドイツには、カンプガイスト(戦う精神)、
いわゆる〝ゲルマン魂”(最後まで勝負を捨てない)がある。
② 順法精神がとても強い。
  ドイツの道路には細かい速度制限があるが、地元の人はきちんと制度や速度を
守る。
③ 『ローギッシュ』  理にかなっているかどうか、常に考えている。
  もし試合に負けたのなら、どこが悪かったのかを理詰めに追及し、
同じ過ちは犯 さないという考え。
④ 何事もシステマティックに物事を考え、システマティックに動くため、
完璧にできるまで徹底して練習をするというイメージがある。

「ルールを守り、戦う精神を持っている」ということはチームスポーツには最適で
あり、チームの決められたルールに納得した以上はチームのために全力を尽くす。
だから強い。

この記事を読み、長年の友人・メミング夫妻を思い出した。
北ドイツのハンブルグ郊外に住む彼らの生活は、まさにそのとおりだと思った。

彼や彼女の運転する自動車に乗せてもらい、いろんな場所を訪ねた。
彼らも、どんな時でも 常に 速度を守って運転をする。しかも、カーラジオから
道路情報が入る地点では、必ずラジオのスイッチを入れ、情報を確認していた。

何よりも驚いたのは、第二次世界大戦後、新しい憲法を制定するにあたって、
国民が納得するまで何年も何年も時間をかけて話し合ったという話。
初めてドイツに彼らを訪ね、家に泊めてもらった日の夕食時、なぜかこのことが
話題になった。
「”ヒットラーが特別な手段で政権を握ったのではなく、彼らの通常の選挙制度で
選ばれ、政権を握った”ということに、大変なショックを感じた。戦後、再び、
ヒットラーのような人物が絶対に選ばれない選挙制度を考え出すのに,何年も
かかった。必ず、連立を組まなければ政権をとれないような制度になっている」
と話していた。

また 数年前 、写真のドレスデンを訪れた時も、ドイツ人ガイドの話に驚いた
ことがあった。
「第二次世界大戦時、ドレスデンは激しい空爆を受け、一夜にして廃墟になって
しまったが、その後、残っていた戦前の写真をもとに、元どおりの街にするために、
瓦礫の中からできるだけもとの煉瓦を探し出し、まるでジグソウパズルを解くかの
ごとく、一枚一枚壊れた建造物の元の場所にはめ込み、完全に修復した」と。

私たち日本人の『生活や考え方』を考えた時、時には、その違いに唖然とする
ことがある。でも、私は、ドイツの文化やドイツ人、彼らの考え方が大好き。
友達もいる。お互いの文化・考え方の違いを尊敬し、これからも仲の良い、
お互いを分かり合える 友達になれるよう努力していきたい。



# by PochiPochi-2-s | 2014-09-18 22:49 | 思い | Trackback | Comments(0)

食わず嫌い

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夏の終わり、“何事も挑戦!”と 新しいことを試みた。

私の育った土地は、 海が近く魚はよく食べたが、『納豆』を食する習慣がなかった。
結婚後も関西に住んだため、やはり納豆は食卓には上らなかった。

ある時、主人が スキー修学旅行の付き添いで生徒を東北地方に連れて行った。
毎朝、食事の度に 納豆が出されたそうだ。
家に帰るなり、彼は言った。
「最初 全く食べれなかったが、目をつぶって食べているうちに美味しさがわかるようになり、帰る頃には 納豆無しでは物足りなくなっていた。これからは納豆を買ってきてほしい。食べたいから」

その時以来、食卓に納豆が登場した。
しかし、食べれるのは主人だけ。私も子供たちも 全く食べれなかった。
健康志向のこの頃 納豆は優等生らしく、さかんに勧められるも、
「お豆腐をたべてるからいいやん。同じ大豆からできてるもん」
私の何時もの口癖。
子供達もすでに社会人。それぞれ独立し、我家は 主人と私の二人だけ。

この夏、気分転換のため 何か新しいことに挑戦したかった。
思いついたのが 、『納豆』 「よ〜し、食べてみるぞ」

主人が気を利かせて、一番食べやすい納豆を買ってきてくれた。
意を決して 一口食べてみた。「うん?いける!」
何のことはない。美味しいではないか! もっと早くに食べてみればよかった。

『食わず嫌い』とはこのことか。

もう9月も半ば過ぎだが、その時以来 毎晩 我が家の食卓には『納豆』が登場。
主人の嬉しそうな顔も 再び 登場。

何とも言えない穏やかな空気が 部屋に満ちる。


# by PochiPochi-2-s | 2014-09-17 11:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s