深夜特急

b0344816_20301938.jpg
絵を描くのに疲れたので、ちょっと出かけることにした。近所の本屋さんで、偶然、『深夜特急』(沢木耕太郎・著)の文庫本を見つけた。パラパラとページをめくって、
少し読んでみた。

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合バスで行く…
一年以上にわたるユーラシア大陸放浪の旅。

ふっと、プラハで出会った若い日本人ガイド、荻原君を思い出した。
b0344816_19090854.jpg
2011/8/12 〜21 主人と私は、『中欧の旅』のツアーに参加した。
ベルリン・ポツダム・マイセン・ドレスデン・プラハ・チェスキークルムロフ・
ザルツブルグ・ハルシュタット・ウィーン・ブラスチラバ・ブダペストと訪れた。
中でも、プラハは、『プラハの春』(春江一也・著)を読んで以来、是非行きたい
街だった。

プラハ観光の初日、こころ踊らせながら、貸し切りトラムの出発地点に行った。
そこで出会ったのが、22才の日本人青年の現地ガイド、荻原君だった。あまりの
若さ、今時の若者の姿にびっくりしてしまった。さらに、彼の経歴、彼の父親の
話に至っては、驚いたり、感心したり、あっけに取られたり… 言葉が出なかった。

彼の父親は、いわゆる'バックパッカー'だった。
一昔前、人気を博した『深夜特急』に触発され、その作者と同じように、香港から
アジア・中近東・アフリカ大陸そしてヨーロッパ大陸へと旅をしたという。
自分の若き日の素晴らしかった経験を息子にもさせたいと思い、偶然知り合った
チェコ人に息子を託したという。12才でチェコに渡り、10年。色々辛いことも
あっただろうが、彼は、成長して、カレル大学の学生になり、素直で他人に好印象
をあたえる素晴らしい青年になっていた。

彼のハツラツとした若々しいガイドで、プラハの街めぐりも楽しかった。

夕方、BOOK・OFFで『深夜特急』を手に入れた。
これからゆっくり楽しんで読んでみよう。文庫本6冊。時間はたっぷりある!

こころの中を、心地よい風が流れた。

# by PochiPochi-2-s | 2014-08-29 20:43 | 読書 | Trackback | Comments(0)

芙蓉の花

昨日、7月30日以来約1ヶ月ぶりに、絵の教室があった。

久しぶりだったので、嬉しく、いそいそと、いつもより少し早い目に出かけた。
先生が、いつものように、たくさんの画材を持ってきてくれていた。

中でも、『タマゴダケ』 これは特別。 先生の思い入れのもの。
さまざまな成長過程のタマゴダケが、きれいに紙の箱の中に並んでいた。
土の中の状態から地上に頭を出し、だんだんと成長していく過程がよくわかる。
「今年の夏は雨が多いから、いろんな成長過程のタマゴダケがあるんや。
こんなんめっちゃ珍しいことや」
先生が、かなり興奮しながら、タマゴダケの説明をしていた。
2~3人の人たちが、タマゴダケを選び、描き始めた。
なかなか上手く描けていた。

《タマゴダケ》
b0344816_14514702.jpg

ふっと花の方に目をやると、芙蓉の花があった。道端や近くの団地でよく見かける。
一日花 なので、家に持って帰ってもすぐに萎れてしまい、なかなか描くチャンスはなかった。「よし、描いてみよう!」 即決。 直ぐに描き始めた。 "描きたい"という
気持ちが強い時は、いつも上手く描ける。 出来上がりが楽しみになってきた。

《芙蓉の花》
b0344816_14520289.jpg

絵を描き始めてから、もう、いったい何年経つのだろう。
「私は、絵を描くのが好きなんだ。特に、細かく描くのが」
最近、特に、そう思うようになった。

今日は、夜明けからまた雨が降っていたので、昨日の続きで絵を描くことにした。
芙蓉の花の色つけを少しと、ツリガネニンジンとナンバンギゼルのスケッチを。
なかなか難しい… 時間の経つのも忘れ、没頭。

午後からはようやく雨があがる。
今日のおやつは、自分で作った`グレープフルーツとオレンジのゼリー'。
主人と2人で食べる。おいしかった!

《グレープフルーツとオレンジのゼリー》
b0344816_14184587.jpg

# by PochiPochi-2-s | 2014-08-28 15:16 | 習いごと(絵・水泳) | Trackback | Comments(0)

友人とのおしゃべり

昨日、久しぶりに友人・Eさんと神戸で会った。
いつもの阪急西改札口で11時。 ランチ+おしゃべり+神戸の町歩き。
彼女の行きたかった『ステーキのランチ』
開店と同時ぐらいだったので、ゆったりと時間たっぷり、おしゃべりをしながら
ランチを楽しんだ。

彼女と出会ったのは、3年前、偶然働くようになった職場で。
なんとなく気が合い、すぐに親しく話をするようになった。
2年間働き、其の間は週3日間会っていたが…
4月の始め、大阪で会ってからほぼ5ヶ月ぶりだった。

いつものごとく、とりとめのない会話。
しかし、話の内容は、お互いの日常・私の趣味の絵・2人の好きな音楽、コン
サート・お互いの孫の話・旅行・行きたい場所・これからしたいこと・いま読
んでいる本の内容・料理のレシピ等。実に、主人が呆れるくらい、多岐にわたっ
ている。「女のおしゃべりとはこんなものだろうか?」と時々思うが、私にとっ
ては彼女とのおしゃべりは、時間を忘れるくらい楽しい。
緊張することもなく、気負うこともなく、ごくごくニュートラルの状態で楽しむ
ことのできる時間。最高に幸せに感じるひと時だと思う。

いい友達に巡り会えて幸せ!

ランチの後、神戸大丸7Fで画廊巡り。
家に帰り着いたのは午後7時。夕食直前だった。

今日の楽しい時間をプレゼントしてくれたEさんと主人に感謝!

こころの中を流れる風が、気持ちよかった。

《おしゃべりを楽しんだ喫茶店のメニューカードの中の一枚》
b0344816_09563505.jpg







# by PochiPochi-2-s | 2014-08-27 10:45 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

こころの桜

昨夜、『春、こころの桜』- 奥村土牛を見た。 (NHK Eテレ・再放送)
京都、醍醐寺のしだれ桜。
『醍醐』 奥村土牛が、京都で営まれた恩師の法要に出席した時、偶然、この満開の
桜にめぐりあい、魅了され、通いつめて描いた桜の絵。彼の、師匠への想い・気持ちを、特に、桜の木の幹に込めて描いた桜の絵。なんとも人の気持ちを捉えて離さない
ところがあるように思える。一度、実物をじっくり見て見たい。

《こころの桜》
この言葉は、私に、今は亡き父を思い出させる。
私にとっての『こころの桜』とは、たぶん、父とよく一緒に見に行った、小さい頃
の『さくら』だろう。 ほんの小さい子供の頃から、春になると、必ず、父は言った。
「磯ノ浦の線路沿いの桜が咲いた。見に行こう」「山の桜が咲いた。見に行こう」
「お城の桜が咲いた。見に行こう」「紀三井寺の桜が咲いた。見に行こう」
父の運転する三輪トラックに乗せられ、よく桜を見に行ったものだった。
本当にさくらが大好きで、桜の花を見ている父の顔は、優しさと嬉しさでいっぱい
だった。さくらの花の開花を待ちわび、心から嬉しそうに、桜めぐりをしていた父。
今になってよく思う。父はどのような気持ちで桜の花を見ていたのだろうと。

戦前から近衛兵として皇居の守衛にあたり、終戦を南方の小さな島で迎え、インドネ
シアで捕虜となり、その後、帰国した。戦争については一言も語らなかった。母の残
した、一冊の“戦前から戦後にかけての体験記・彼女の思ひ”が、私には宝物である。

小学校の卒業式、父兄代表で挨拶に立った緊張した父を、いまだに鮮明に思い出す。
「本日は」という言葉の後が続かず、沈黙が暫らく続いた。 みんなが心配する中、
「ありがとうございました!」というひときわ大きな父の声が聞こえた。万感胸に
迫って言葉が出なかったのだろう。たった一言だけの挨拶の言葉。戦争を生き抜き、
辛い、人には言えない体験をしてからたった16年しか過ぎていない春。この一言に、父のすべての思い・願いが込められていたのだろう。父にはこの一言で十分だったの
だろうと、今になって思う。以前読んだ『永遠の0』 その中に、確か、子供の運動会をこころから楽しむ元兵隊さんの言葉・気持ちが、鮮やかに描写されていた。当時の
父の気持ちを、思わず、思いめぐらしたものだった。

戦後、89才で亡くなるまでの父の生活は、まるで“神様からご褒美に贈られたプレゼ
ント”であるかのようだった。私の目から見れば、父は、自己主張をせず、欲も出さず、与えられた仕事に精を出し、時間を楽しみ、子供を愛しみ、こころ安らかに、悠然と、あるがままに生きていた気がする。

毎年、桜を見るたびに、父を思い出す。
私には大切な『こころの桜』である。

昨夜書く予定であったが、大雨で‘心ここに在らず’だった。
主人の握ったハマチの握り。最高に美味しかった!

b0344816_11305346.jpg












# by PochiPochi-2-s | 2014-08-25 15:05 | 思い出 | Trackback | Comments(0)

スケール

昨夜、夜半からものすごい雨。
短時間だったが、生半可の雨ではなかった。

ふっと、ずいぶん昔大学3年の夏、友人2人と登った南アルプス光岳でのものすごい
雨を思い出した。茶臼岳から光岳への途中で雨が降り出し、光岳小屋に着く頃には
本格的な土砂降り。睡眠中に山小屋が押し流されてしまうのでは? 降る雨の量とその雨音の凄さ。不安で、一睡もできなかった。九州に接近していた台風の影響だった。
翌日、寸又峡温泉までの下山が想像以上にきつかったことを、60代の今になっても鮮明に覚えている。

今日も、朝、突然の激しい雨と雷。その後は、からりと晴れたが、暑くなった。
今夏の天気は、やはりおかしい。

さて、20日にPCが壊れ落ち込んでいたら、今度は、長年愛用のスケールのスイッチが効かなくなってしまった。ずいぶん前、主人が見つけて買ってきてくれた『デジタル表示のスケール』 1kgまで、1g単位で量れる優れもの。その上、量るたびに表示を0に戻し、次に量りたいものを追加できる。なんと便利なこと! 感激し、ありとあらゆるものを追加して量ったものだった。また、ドイツの友人・メミングさんの家で、一緒にチョコレートケーキを作った時、彼女が『古い昔ながらの天秤計り』を使っているのを見て非常に驚き、帰国してからお礼にこのスケールを送った。彼女と御主人が、“彼らの想像を超える便利さ”に驚き、朝食を食べるのも忘れ、私と同じようにあらゆるものを付け加えて量ってみたらしい。気がつけばお昼だったと、その後彼女から来た手紙に書かれていた。

その愛用のスケールが壊れてしまった。
ケーキをを焼いたりパンを焼いたりする私にはとても便利な道具。早速新しいものを買うことに。古いのに比べ、少し小型で軽く、可愛らしい。気に入って使えそうだ。

新しいものは何であれ、心がワクワクする! 嬉しくて、さっそく葡萄パンを焼いてみた。明日は『グレープフルーツとオレンジのゼリー』をつくるつもり。


《古いスケールと新しいスケール》
b0344816_18093518.jpg











# by PochiPochi-2-s | 2014-08-23 21:12 | 思い出 | Trackback | Comments(0)

デッキで

昨日、突然PCが起動しなくなってしまった。
電源を切り、一晩待つことに。

今朝から、購入時の「取扱説明書」を側に置き、もう一度トライ。
試行錯誤しながら、なんとかわかった診断結果。
ハードディスクに機械的なトラブルの可能性あり。
修理に出すことにした。戻ってくるまでに、約1週間余。
其の間、iPadで済ませようと…
朝からお昼までかかってしまった。

長い雨がやっと終わり、なんとか天気が回復。
『デッキでの朝食』も昨日から再開。
時間のたっぷりあるシニア世代。
ゆっくり食事をしながら、気になっていること・興味のあること・読んでいる
本のこと・3人の孫のことなどを、音楽をバックに話し合う。
なんとも優雅な(?)時間。大好きな時間だ。

デッキの上には、今日も心地よい風が流れている。

《コーヒーカップのみ並ぶ朝食準備前の写真》
b0344816_14080142.jpg






# by PochiPochi-2-s | 2014-08-21 20:32 | 日記 | Trackback | Comments(0)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s