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誕生日に

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野ばら『モーツァルテム』が満開になってきた。
毎朝水を遣っていると、道行く人たちが声をかけてくれる。
「きれいですねぇ。この通りを歩くのが毎朝の楽しみです」
嬉しく、心が弾む。
思わず微笑みを返す。

🍀

「お母さん、誕生日おめでとう」

忙しいだろうに、朝一番に娘から電話があった。
受話器の向こうではエイちゃんが大声で泣きわめいていた。
「抱っこしてるのに」と娘は言っていたが。

「今自分が在るのは父が無事に戦地から戻ってくることができたお陰だ。
父が無事に帰れていなかったら、私は生まれていなかったのだ。
この世に私の存在はなく、私の人生もまたなかったのだ。
私なりに精一杯生きなければなぁ。私なりに楽しくね」
いつの頃からか誕生日にそう思うようになった。
多分 母が「こんなものを書いたんよ。時間のあるときにゆっくり読んでくれたら嬉しいわ」と言って、私に小さな冊子をくれた時からだと思う。
子供達はまだまだ小さく毎日時間に追われて生活していた時だった。

「昭和17年10月、夫に召集令状がきた。戦車隊に入隊であった。
その時夫は四国での滑空訓練に参加して留守だった。結婚後1年10ヶ月目のことである。
現役では、皇居をまもる近衛一聯隊の兵隊であった。
昭和十年で初年兵として入隊ニヶ月余りで当時の2・26事件にかり出され、雪の中の靖国神社の大鳥居の前で叛逆兵と刺し違えて殺されるところだったと、当時のことを今でも良く話す。……(母が遺した体験記・「太平洋戦争を経験して」)

80歳で亡くなった母が書き残した戦争体験記の書き始めの文章である。
記された日付は昭和63年3月2日。当時彼女は68歳、私は38歳だった。
その時から30年経ち、今日私も68歳になった。
母がこの体験記を書いた年齢と同じ年齢になった。
昨日は朝からなんだかいつもと少し違った気持ちだった。
実は2、3日前から67歳最後の日をどう過ごそうかと考えていた。
2月半ば娘の思わぬ早産であたふたとした日々を送り、延び延びになっていた母のお墓まいりをすることにし、朝から高速、バイパスを通ってお墓参りに行ってきた。
久しぶりに見る故郷の海と山。
再びこの地に帰り生活することはないだろうが、なんとなく心が和み穏やかになるのは不思議なものだった。

戦後72年間、世界史的に見ても稀な、奇跡的とも思われる平和な時間を過ごせてきた私たちの世代。私たちは、天皇陛下のお言葉の中にもあったように「国民のたゆまない努力」と憲法9条を維持することで、いまある平和な世の中を次の世代に伝えていかなければならないとの思いを誕生日に改めて思った。

朝から気になっていた台所、食器棚の整理をし、夕食のステーキ、バースデーケーキのチーズケーキも自分で焼いた誕生日であったが、子どたちや義妹、友人からのお祝いメールや誕生日プレゼントに嬉しさいっぱいの誕生日でもあった。
そして、今年初めて『残り時間』を思った。
母が亡くなった年齢を思い、私がその歳になるまであと何年かとふっと思った。
あと12年。ええっ、あとたった12年?
ここに越してきてからの20年はあっという間の長さだった。
1日1日を大切に生きてゆきたいと思い心から思った日でもあった。


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More ラベルのおもしろい言葉
by PochiPochi-2-s | 2017-05-31 19:09 | 思い | Trackback | Comments(10)
28日午後からはいつものコンサートホールでのコンサートに出かけた。
第96回PACオーケストラ定期演奏会。
指揮 : 下野 竜也
ハープ : 吉野 直子


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このコンサートの案内パンフレットが送られてきた時、ギター演奏でよく聴いているアランフェス協奏曲がギターの代わりにハープで演奏されると知り、どのような感じの演奏になるのだろうと興味津々で申し込んだのだた。

会場でもらったプログラムに、今回アランフェス協奏曲をハープで演奏する吉野直子さんへのインタビューが載っていた。
その中に次のような言葉があった。
「ハープ版の魅力は、ギターよりも音量と響きが豊かな分だけ、より空間や響きの拡がりを感じることができる点だと思います。有名な第2楽章では、ソリストとオーケストラがメロディと伴奏を受け持つのですが、特にこの楽章でハープの魅力が発揮されます。あとは、曲全体を通じて、ギターよりも華やかな印象がますように思います」

ギターのために作られた曲をハープで弾くと、曲全体の感じはどのように違ってくるのだろうか?
誰もが興味を持つところだろう。
演奏が始まるとすぐに吉野さんの演奏にひきこまれていった。

吉野直子さんが言われるように、確かにギターに比べ音量、響きが豊かで華やかである。
しかし演奏される音は優しすぎる。
ハープについて全く素人の私なのでなんとも言えないのだが、
ギター演奏に比べると、限りなく優しい音の響きのように感じたのだった。
ギター演奏からの方が、あのフラメンコダンスの醸し出すスペインの持つ雰囲気や力強さ、過去への郷愁を感じることができるように思った。

不思議なことに、アランフェス協奏曲を聴いていると、かつて訪れたスペインの町、人、風景などが次から次へ浮かんできた。アルハンブラ宮殿やその中にある美しい池の水面がきらめく様子を思い出しながら聴いていた。幸せに感じる時間であった。

休憩を挟んでの後半は、ブルックナーの交響曲第6番。
全く知らない曲で私には重すぎるように感じ、約1時間近くの演奏は少々疲れたのだった。
これからはもう少しプログラムを考えて選ばなければと少々反省もしたのだった。

【プログラム】
ロドリーゴ : アランフェス協奏曲 (約23分)
ブルックナー : 交響曲第6番 イ長調 (約55分)
《ソリストアンコール》
トゥルニエ : 朝に



アランフェス協奏曲・第2楽章









by PochiPochi-2-s | 2017-05-30 23:40 | 音楽 | Trackback | Comments(4)

5月28日(1) - 娘の誕生日 -

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昨日は娘の40歳の誕生日。
朝から晴天に恵まれ、青空だった。
山の緑もだんだんと濃くなってきて、夏の気配さえ感じる。

誕生から もう40年も経ったのかと少々感慨深いものがあったが、
彼女は自分の誕生日どころではなかった。
エイちゃんが退院して喜んだのも束の間、お兄ちゃんのリョウちゃんが運悪く水疱瘡になってしまった。保育園で流行っていたらしい。
最近はほとんどの子供が予防接種をしているので、かかっても軽く、先生でさえ水疱瘡だとは気がつかないという。それで気づいた時には保育園の中で蔓延してしまっているのだという。
急遽 お父さん方のおじいちゃんおばあちゃんの家に水疱瘡が治るまでお父さんと避難したのだった。しかしその努力の甲斐もなく、今度は、先週金曜日朝からエイちゃんに水疱瘡が発症し、突然の入院となったのだった。
幸い判断が早かったおかげで点滴が良く効き、一泊だけの入院で終わり、土曜日朝無事に退院できた。今日(月)はもう瘡蓋ができ、母乳もよく飲み、元気で機嫌がいいと言う。
ほっとひと安心。

昨日朝一番に"ハッピーバースディ"メールを送り、様子を聞いて見た。
誕生日だったが、疲れていたので家で一日ゆっくりと時間を過ごしたそうだ。
「まあ、こんなこともあるよ。これからはそんなことの連続かもしれない」と
慰めてはみたが、なんとなくかわいそうな娘の誕生日だった。

エイちゃんが完治したらみんなでお祝いをしてあげようと、今から考えている。
ちょっとしたプレゼントも買っていることだし。
小さかった頃のはじけるような笑顔を見ることができるだろうか?
何時も、どんなところでも笑っている子供だった。
これから先も、例えどんなことがあっても、何時も持ち前の笑顔で過ごしてほしい。
娘からの返信メールを見て、そう願ったのだった。


40年前(4ヶ月頃)の娘
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by PochiPochi-2-s | 2017-05-29 20:12 | 日記 | Trackback | Comments(2)
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一昨々日の水曜日、教室に入っていくと花の匂いが狭い部屋に充ちていた。
「うん、何? この甘い匂い」
ホウの花だった。
「描きたいなぁ。でも、今までに2回も描いている。
誰か描きたい人がいれば他の花を選ぶのだが…」
幸い この花の大きさに圧倒されたのか描きたいと思う人はいなかった。
先生は 二つ持ってきてくれていたので、描くことにした。

教室ではスケッチだけしかできなかったが、翌日から時間を見つけては少しずつ描いた。
細かい絵を描くのも好きなのだが、
時にはこのホウの葉のような大きな葉を描き、思いっきり色を塗りたい気持ちにもなる。

夕方4時前、主人はかつての仲間との飲み会で梅田の方に出かけて行った。
帰りは遅くなる。夕食はいらない。
「さあ、描くぞ!」
夕食もほどほどに一人時間を楽しみながら絵に集中した。
いちおう完成かな?
そう思えたのは夜8時過ぎだった。
今回も水滴を入れてみた。
うまく描けているだろうか?



by PochiPochi-2-s | 2017-05-27 21:41 | 習いごと(絵・水泳) | Trackback | Comments(10)
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今年も.母の日が過ぎた頃から、20年前の母に日に娘から贈られたこの薔薇が咲き出した。
長い年月の間にこの薔薇の名前はもう忘れてしまったが、毎年この時期に必ず咲き始め、
お隣との間の垣根を埋め尽くす。
この薔薇の花を見るたびに当時の娘の気持ちを思い出し、改めて過ぎ去った年月の長さや重さを考える。この20年の間の様々な出来事を思い出し、考える。
そして 彼女のこれから先の幸せを祈る。
私にとってはとっても大切な花であり、これからも心を込めて育てたいと思う花である。


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5月10日に一つ目の花が咲き始めた欄の花。
今年は 蕾が8つついていた。
今朝起きると、嬉しいことに 5つ目の花が咲いていた。
「ラッキー♪」
思わずつぶやいた。
「さあ今日は『ホウの絵』を頑張って描こう!」
そのように思えるほど、好きな花の開花は嬉しいものだ。
こんな小さな花からでもエネルギーをいっぱいもらえるからだ。



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「おはようございます。いよいよ咲き始めましたねぇ。
毎朝楽しみにしているのよ」

いつも朝10時前に、私の家の前を通ってバスに乗る Oさんが声をかけてくれた。
この"野ばら・モーツァルテム"を楽しみにしてくれている人がたくさんいるのだと
嬉しくなった。

「この薔薇、家で活けてみない? 何本か切るよ」
「わあ、ほんとう?いただけるの?帰りに寄らせてもらうわ」

お昼ご飯が終わった頃インタホーンが鳴り、約束通り彼女に薔薇を切ってあげた。
彼女は大喜びで帰っていった。

私もこの薔薇を部屋に飾りたくなり、切って部屋に飾ったのだった。



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季節はもはや夏と思える日もあるくらいに気温の高い日もあるが、
この時期の庭は緑が美しく、絵を描きながら時々庭の片隅を眺めてほっとひと息する。
もうすぐ紫陽花が咲くだろう。

昔見た映画、ヴァージニア・ウルフの「ミセス ダロウェイ」の最初のシーンを思い出した。
「おお、プランジ!」
そう言って主人公が新緑の美しいロンドンの街に花を買いに出かけるシーン。
なんて美しいのだろうと感激したものだった。

その新緑の季節が、わが町でもこれから始まる。
そう思うと、思わず体が軽くなり心が弾むのである。
心ゆくまでこの季節を楽しみたい。
ホウの絵を描きながらそう思っていた。






by PochiPochi-2-s | 2017-05-26 23:03 | 日記 | Trackback | Comments(2)

突然目の前に現れたひと

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咲き始めた野ばら『モーツァルテム』


「おはようございます。いよいよ咲き始めましたね。
この通り歩くの大好きなんですよ。
最近までモッコウバラがみごとでしたものね。
毎朝楽しみに歩いていたのですよ。
ところでこの薔薇は何という名前ですか?
つい最近買って庭に植えた『バレリーナ』とよく似ていると思うのだけれど」

朝、いつものように家の前の道を履いていると、
いったん通り過ぎた女の人がふと立ち止まり、振り向いて挨拶をしてくれた。

聞くとはなしに彼女の話を聞いていると、
その人も草花が大好きで最近庭にバラを植えたという。
バラの名前は『バレリーナ
大きな華やかな薔薇もいいが、バレリーナのような小さな花も可愛らしいと思ったという。

その人にふと言った。
「もしよかったら、さし芽しませんか? 簡単につきますよ」
「まあ 嬉しいわ。さし芽をしてみます。どのようにしたらいいのかしら?」

さし芽の説明をして、伸び始めた新しい枝を4、5本と花のついた枝を切ってさしあげた。
よほど嬉しかったのか、彼女の家の場所と名前を教えてくれたのだった。
聞いてみてびっくりした。
「あらっ、Tさん? もしかしてピアノの先生のSさんの友達?お名前だけは聞いていました」
「 I さんですか? 私もTさんからお名前だけは度々聞いていました。
お宅、ここだったのですか?」
私と彼女の間に共通の知人がいたのだった。

この住宅地に住み始めた頃知り合ったSさん。
ピアノの先生で草花の大好きな人。初めて出会ったその時からすぐに意気投合したのだった。
まだ誰一人知る人のいなかったこの地で初めてできた花友だちだった。
その頃の彼女の話の中に、このTさんがよく登場していたのだった。
しかし、
すぐ近くに住んでいるのに、どうしてか今まで一度も出会ったことはなかったのだった。

そのTさんが、今朝、突然私の前に現れた。
そしてお互いに好きな薔薇の話をし、一気に花友だちになったのだった。
こんな嬉しい、心弾むことは他にあるだろうか?
一日中気分がルンルン♪だったのは言うまでもない。

その勢いで絵の教室では "ホウの花"を選んでしまった。
さあ、大変な週になるかも。


by PochiPochi-2-s | 2017-05-24 23:18 | 日記 | Trackback | Comments(8)
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「 I さん、このカラスビシャクとオオハンゲ、緑色ばかりの絵になるから、
葉っぱの上に水滴を描いたらどうやろうか?」

形がとりぬくく、何度も消しては描き消しては描がき悪戦苦闘している時に、
先生から声がかかった。

「ええ〜ッ? 水滴? 仕方ない、描いてみよう。
ずいぶん久しぶりゆえ、失敗しても描きなおせばいいか」

一応描いてみた。
でも、気に入らない。
な となく以前のようには描けていない。
一応完成とし、明日もう一度先生にみてもらって相談してみようと思う。


* * *


稲垣栄洋(ひでひろ)・文、三上 修・画『身近な雑草の愉快な生きかた』の中に、このカラスビシャクに関してのおもしろい話が載っていた。

この雑草が「へそくりを貯め込む」の『へそくり』の語源になっていると。
カラスビシャクの芋は栗に似ているが、茎がとれたくぼみがへそのように見えるので
「へそ栗」の別名があり、一方、この芋は漢方で「半夏(はんげ)」と呼ばれ、吐き気どめの薬になる。それ故、農家の主婦は畑の草むしりをしながら、この「へそ栗」を薬局へ売って小銭を稼いだ。これがへそくりの語源であるという。



by PochiPochi-2-s | 2017-05-23 23:28 | 習いごと(絵・水泳) | Trackback | Comments(12)
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あっ 、向こうに甲山が見える!
「もうすぐ校外学習で神呪寺から甲山に登るねん」(ハル)


昨日は午後から長男の家でハルとアサヒの二人に孫と一緒に過ごすことになっていた。
先月の末頃長男から頼まれていた。
「結婚式があり子供たちは招待されていないので、午後から夜8時過ぎまで二人だけにしておかなければならないから家に来て一緒に居てやってくれないかなぁ。僕らはお昼前に家を出るけど子どもらはお昼は二人で食べるから、来てくれるのは3時ぐらいでいいわ。悪いけどお願いしたいんやわ」

昨夜は長男からのメールで、できるだけ外に連れ出してほしいと頼まれていた。
考えた挙句、彼らの住むマンションから近い甲山森林公園まで行くことにしたのだった。
私の昔の記憶では、関西学院大学の図書館裏から出ればすぐに行けるはずだったから。
しかし、阪神大震災時かなりの被害があった場所も近くにあったので、学生時代"仁川渓谷"と冗談で言っていた、登山部の学生たちがよくロッククライミングの練習をしていた場所も既になくなっていて森林公園の入り口まではかなり遠くなったような気がした。

中学生になり急に大人びた雰囲気になってきたハルちゃんとはポツポツといろんな話をしながら、また まだまだかわいい小学生のアサヒちゃんと冗談を言ったりふざけたりしながら歩くのはおもしろかったが、彼らは果たして楽しかったのだろうか?
おばあちゃんと中1小3のコンビで少しきつい軽登山道を歩いて登り展望台まで行ったのだった。二人ともよく歩いたと思う。


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真ん中下に見える赤い屋根は関西学院大学

「僕の住んでるマンション見えるかなぁ」
「あっ、見えるわ。あそこあそこ」
時計台から斜め左の方にマンションが見え喜んでいた。

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緑色にくねっているのは仁川
写真上部に見える緑色の部分は武庫川の河原


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仁川の競馬場


空気の澄みきった日には遠く金剛山や葛城山も見えると言われているが、昨日は晴れてはいたがかなりかすんでいたので残念ながら山は見えなかった。
しかし、宝塚方面から梅田のビル群、アベノハルカス、弁天町のツインビル、大阪南港のATC(アジア・トレーディング・センター)のビルなどを見ることができ、気分がスカッとした。

「ねえ ハルちゃん、むしゃくしゃする時はここに来ればすっきりすると思わへん?」
「うん、そうやなぁ。でも、遠すぎるわ」
「ねえねえおばあちゃん、僕には遠ないで。ビューんッて走ってきたらいいんやから」
「ふ〜ん。でもアサヒ、そんな偉そうなこと言っても一人で来れるか?」(ハル)
「…………」(アサヒ)

思わず笑ってしまった。


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帰り道、まだまだ体力の余っているアサヒがおもしろいと始めた遊具。
ピョンピョンと飛び跳ねながら遊ぶ姿が、何度か試みている間に様になってきた。
なんでもやりたがりやで負けず嫌いのアサヒ。
上手くなるのも早い。


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経済学部裏・日本庭園横の木陰の道
ここはいつ通っても気持ちがいい。


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新月池
いつものカモの親子がいなかった。



帰りは関西学院大学の中を抜け、経済学部の裏から商学部に抜ける木陰の多い道を通って帰った。
両親が留守でおばあちゃんと一緒というのは緊張するのだろうか。
何かと気をつかっているらしいことがありありとわかる。
まあたまにはこういうことも必要なのではないかと思ったのだった。

夕食は彼らの希望の回転寿司。
おじいちゃんも加わり4人でわいわい言いながら食べたのは楽しかった。
孫たちの食べっぷりにびっくりしながら、でも目を細めて嬉しそうに眺めている主人の幸せそうな顔がなんとも言えず心に残ったのだった。
それにしてもよく食べたなぁ。

夜8時過ぎ息子夫婦が帰ってくるまでの半日。
いい時間をプレゼントしてもらって疲れたけれど、嬉しい心弾む時間を過ごせ
幸せに感じた日だった。




by PochiPochi-2-s | 2017-05-22 23:45 | お出かけ | Trackback | Comments(6)
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トチの下でお弁当をひろげる。
若葉がきれいだった

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バイケイソウとコバイケイソウ


「わぁ〜ッ、気持ちい〜いッ!」
精いっぱい深呼吸をした。
心の中まで緑色に染まりそうだった。

昨日は絵の教室からの日帰りスケッチ旅行だった。
毎年みんな楽しみにしている行事で、今年は岡山県立森林植物園へ。
去年はクリンソウの花の群生を見に行ったのだがあれからもう一年が経とうとしている。
時間の経つのは本当に早いと感じる今日この頃である。
この森林植物園は岡山県と鳥取県の県境にある。
「標高は少し高いので、すこし寒さ対策をしておくように」
前もって先生からの注意があったが、昨日は良いお天気で少し暑すぎるくらいになった。
川西から高速道路を使って片道3時間。まさか倉吉(鳥取県)を通るとは思ってもみなかった。

到着してみると、かなり深い山の中のためか季節は私の住む町と比べ1ヶ月遅れぐらいだった。
着いてすぐもってきたお弁当をみんなで食べ、それから散策に出かけた。
整備されているとはいえ、山の中。
ハイキング用の登山靴を履いてきてよかったなぁと思える山道が所々にあった。
しばらくは先生の花の説明を聞きながら先生について歩いていたが、
途中からスケッチをするという先生と別れ、山の方に向かって森林に入っていった。
しばらく急な傾斜を登っていくと、
名木百選に選ばれた樹齢500年のオオヤマザクラ、6本杉、マユミの木、オオカメノキの花やチゴユリ、ユキザサ、ワラビ、ゼンマイ、ツルリンドウ、エンレイソウ、ミヤマカタバミ、ネコノメソウなどが次から次に生えていて、うれしくてならなかった。
心も足取りも軽くなったのはいうまでもないことだった♪

「まあ、エンレイソウ!」
急な登りの道だったが、大きな木の根元にエンレイソウが咲いていた。
以前、シロバナエンレイソウが庭にあったのだが、いつの間にか消えて無くなってしまい残念に思っていた。
「このエンレイソウをスケッチしたい」
もう一人Mさんもそう思ったらしく、集合時間直前まで二人でこの花をスケッチした。
いつも見事な絵を描く他の教室のMさんのスケッチ画を間近にみれたのは、私には幸運だった。

再び3時間をかけ出発地に帰ってきたのは午後6時半ごろだった。
疲れたが久しぶりの軽い山歩きと気持ちの良い森林浴。
身も心もリフレッシュでき、楽しく時間を過ごせた幸せな一日だった。


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樹齢500年のオオヤマザクラ


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6本杉


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田圃ではもはや田植えが終わりつつあった。





by PochiPochi-2-s | 2017-05-21 23:15 | お出かけ | Trackback | Comments(8)
今年に入り「さあ続きを」と思いながら予期せぬことが起こり、今まで延び延びになってしまった。
いちおう落ち着いたのでまた続きを始めようと思う。
冬の間に夏の話をと思っていたが、もうすぐ夏がやってくる。



一、花都(フィレンチェ)の西瓜

8月5日(木)、日本を立って二週間が過ぎた。
旅の疲れもそろそろ出てくるところだが、「外国」で しかも言葉の障壁がかえって気を引き締め、疲れを感じさせないから不思議である。
気候も各国さまざま。セーターを羽織ったかと思えば、裸同然の出立ち。それでも湿気がないせいか、エアコン無しでも快適に過ごせるのは有難い。
"ペンショーネ・セントラーレ"(ホテル名)は、フィレンチェ駅から歩いて約10分。メディチ廟(びょう)、「サンロレンツォ教会」の丸屋根が、窓から眺められる ー 町の中心に位置する。
ホテルから一歩外に出ると雑踏の真只中。露天の犇(ひし)めく「サンロレンツォ広場」だ。
しかし、一歩ホテルに踏み込めば静寂の世界。教会の鐘の澄んだ音色が心を和(なご)ませてくれる。


「ああ、おいしッ!」
「こんなおいしいスイカはじめて」
「サンロレンツォ広場」の出店は、土産物、古着、カバン、古道具、その他種々雑多な品物が山積みされている。
その露天の一つに、西瓜の切り売りに忙しいおじさんがいる。
彼の包丁にかかると、大きな西瓜の玉がものの見事に薄切りにされ、赤い実が鮮やかに売り台を賑わす。
一切れ、1000リラ(役200円)。
なつかしい日本の夏の味をフィレンチェで味わえるとは夢にも思わなかった。
農家育ちの妻が、下宿した時一番驚いたことは、都会(まち)では西瓜を切り売りしていることだったという。
畑にころがっている玉を井戸につけて冷やし、割って食べることが常だったそうだ。


「フィレンツェのスイカ、おいしかった!」といまだに子供たちは言う。
日に透かせば向こうの見えそうな芸術的な薄切り。でも、味の記憶は厚く、強烈だからおもしろい。


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もっちゃんの絵



二、ショッピング

「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」(花の大聖堂)の東隣に小さな美術館がある。その名を「ドゥオモ美術館」という。
ミケランジェロ作の彫刻(レリーフ)が所狭しと展示されているのには驚く。
小さなものから大きな像までなんの制約もなく鑑賞できることは感激だ。フィレンツェを貫流するアルノ川には数本の橋がかかっている。
その一つ、ベッキオ橋は有名だ。両側には小さな店が軒を連ねている。
聖堂から橋までの散策は実に楽しい。中世の石造りの建物、それに石畳。まるでシェイクスピアの劇「ヴェニスの商人」や映画「ローマの休日」の舞台である。
「このカメオは、品質保証の品物。彫りといい、金飾りといい本物の手造り。最級品です」
ひやかしで入った店の主人の熱心なすすめについつい乗せられ記念に小さなカメオ一つ買った。
「結婚指輪」交換の儀式を省いたつけが回ってきたということか。
値切って78$(約2万円)也。今も大切に、出かける時には服につけ、思い出に浸っているらしい。


「左利きの人の財布ありますか?」
「?????」
ホテル近くは、革製品を販売するみせが5〜6軒ある。餞別を弾んでくれた妻の母への義理もあり尋ねてみた。
三つ四つ出された財布は全て左利き用だ。主人に言わせると別誂でもなく、左利き用、右利き用の区別などないと首をかしげる。
あった!左利きのが……。頼まれたものがあったので一安心。
「このバッグいかがです。ブランドものではありませんが高級品ですよ」と商売上手な店主の言葉につい財布の紐が緩み土産に三つ購入。(続く)


【あのね日記】
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More 古いアルバムより
by PochiPochi-2-s | 2017-05-20 20:57 | 「四人ぽっち」欧羅巴 ズッコケ家族の旅 | Trackback | Comments(0)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s