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台風一過。
朝から青空が広がった。
日除けの簾を取り除いた、ウッドデッキの透明ポリカーボネード板の屋根を通して
青空が気持ちよく見える。
久しぶりの爽快さ。
「さあ!」と、洗濯機を2回まわし、裏庭いっぱいにたくさんの洗濯物を干した。
これといって被害はなかったが、強風で傷んだ草花の掃除にも精を出した。
お昼近くまでかかり少々疲れたが、
自分の気の済むように掃除をし終えた後の心地よさは、何物にも代え難い。


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うふふ。成功かな?
先日 自然にできた網ほうずきをこのブログに載せた()のだが、
その時ブログ友のjarippeさんから「自分でも作れるよ」と教えてもらい、
自分でも作って見たいなぁと思っていた。

「わあ、ほうずき! ふふ、試してみたいなぁ。うまく作れるかなぁ」
先週の絵の教室に先生が「この色があまりにもきれいだったから」と、
美しい朱色のほうずきを持っていてくれていた。
偶然のことだった。
私の他にも もう一人、試してみたいという人がいた。
思ってもみなかったことで、
「わあ、同類項がいた」と、嬉しくて一人ひそかに心の中で拍手をしたのだった。

早速もらって帰って水に漬け、上からお皿で押さえておいた。
ほぼ毎日水を代え、あれから5日目。
今日ふっと見ると、
「あっ、うまくいきかけている!」
昨日までは何の変化もなかった皮が崩れ始め、網模様が見え始めていた。
ルンルンルン🎶
思わずスキップしたくなるような、そんな弾んだ気持ちになった。

先週の絵の教室で、
「いやぁ、もうあんな細かい絵はもう描かれへんわ」と言いながらも、
先生は網ほうずきの絵の描き方をアドヴァイスしてくれはった。

「この網ほうずきが上手くできたなら、自然にできた網ほうずきと自分で作った網ほうずきを
並べて絵に描いてみたいなぁ」

そのような気持ちになったのは不思議だった。

台風一過。
気持ちまで変化するものかと驚いたのだった。


More 待ち望んでいた花芽
by PochiPochi-2-s | 2017-09-18 16:01 | 趣味 | Trackback | Comments(8)

できた! - 絵筆入れ -

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台風の影響で、今日は一日中雨、特に午後からはかなりの雨が降るとの天気予報だった。
落ち着いて絵を描くには格好の"絵日和"だが、
ここ2週間ほどのセンニンソウの絵の構図に疲れ、今日も描こうという気にはなれなかった。

「そうだ、気分をかえて懸案の絵筆入れをつくろう」

今まで使っていた絵筆入れは、お土産に貰ったゴディバのチョコレートが入っていた細長い箱。絵筆の長さと箱の長さがぴったりと合い、長い間重宝していたがついに角から壊れ始めていた。
そんな時だった。
「おやっ? いいなぁ」
すてきな絵筆入れを絵の仲間が教室に持ってきていた。
友人から貰ったもので、書道の筆を持ち運びする時のものだと言っていた。
見せてもらうと、自分で作れそうな気がし、そのうちに作ってみようと思ったのだった。

朝から手持ちの布地をひっぱり出し、買っておいた芯(100均の巻簾)を中に入れ作り始めた。
ミシンもいいが、時には手縫もいいのではないかとミシンを使わずに作ることにした。
製図もいい加減。
適当に線を引き、物差しで長さを確かめることもなしに始めた。
試行錯誤を繰り返し、縁取りにオレンジ色の糸で縁かがりの刺繍もした。
ちょっと雑いが、チェーン刺繍でイニシャルも入れた。
紐もつけてみた。

うん?
なんとか使えるかな。

朝から取りかかり、完成したのは夕方だった。

ああ 疲れたぁ〜。
でも明日からは、この絵筆入れを見るたびにきっと心楽しいはず。
明日に続く楽しい一日になったのだった。



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ゴディバのチョコレートの箱




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台風の影響で朝から雨。
風で飛ばないように植木鉢を全部下におろす。



by PochiPochi-2-s | 2017-09-16 23:48 | 趣味 | Trackback | Comments(8)

うふふ、嬉しいわ♪

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閉じた時


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開いた時開いた時



「完成した絵を入れ持ち運びができる入れ物がほしいなぁ。
スケッチブックに挟んだままだと、画用紙が汚れるし角が折れ曲がったりするから」

絵の教室の友人が持っていた、F6サイズの画用紙が入る大きなサイズのクリアーファイル。
見せてもらって以来ずーっと機会があるごとに探していた。

「どこで買ったの?」聞いてみたが、返事は「ごめんね。貰ったものだからわからないの」
近所の小さな文房具屋さんでは売っていない。
ホームセンターだったら売っているかもしれない。
そう思い行ってみたが、やはりなかった。

諦めて帰ろうとした時ふっと思った。
「自分で作ってみるのもいいかもしれない」
主人に言ってみると、すぐに材料探しを始めた。
いろいろと思いつくものを探したが適当な素材が見つからなかった。
「あれッ、この素材。これがいいのでは?」
再び諦めて、帰ろうと入り口近くまで行った時だった。
買ったものを自分で袋に入れる荷造り用の台の前に立てかけられていた。

早速コンパネや木材などを置いている場所に引き戻し探してみた。
嬉しいことにそこに目当ての物があった。
大きなもの(例えば冷蔵庫や机など)を運ぶ時、壁や柱などを傷つかないように防御する
素材らしい。弾力性がある。
ダンボールのような構造で、プラスチックのような化学繊維でできている。
色はブルー、白、黒の3色。
何よりも嬉しいのは丈夫で、軽い!
そして安い! 一枚300円足らず。

大体の設計図はすでに頭の中にあったので、家に帰るとすぐに作ってもらった。
30分もかからなかった。
嬉しいなぁ。
これで絵が汚れず、端が折り曲がることもない。
絵の教室に行くときのカバンの中にもゆったりと入る。
嬉しくて心が弾んだのだった。




by PochiPochi-2-s | 2017-08-21 22:55 | 趣味 | Trackback | Comments(2)

男の作る梅ジャム

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「着いたよ。空は曇ってるけど、空気はそんなに湿ってないわ。
道はもう乾いてるから、タイヤは滑らへんと思う。ありがとう。気をつけて帰るわ」

朝のいつもの二人の"携帯会話"。
昨夜は雨が降っていた。

もう一年以上続いている主人の自転車トレーニング
夏場は暑いということで早朝に切り替え、朝6時前に家を出る。
往復約1時間ほど。行きは坂道を下るが帰りは登らねばならない。
よく続くなぁ〜と。
心の中で秘かに拍手を送っている。

「さあ、作るわ」
朝食の後、主人は今年も梅ジャムを作り始めた。
これも彼が長年続けていることの一つ。
すると決心するまで時間がかかるが、一旦始めるとよほどの理由がない限り止めることはない。
東京に住む義妹が大好きなジャム。彼女の嬉しそうな顔が目に浮かぶ。

もうずいぶん前のこと、10年以上も前になる。
ある時、飲み終わった梅酒の瓶の底に残った梅を見て、彼は言った。
「この残った梅、どうにかならんの? そのまま捨てるのもったいないやん」
「う〜ん、できるとしたらジャムやと思うけど…
でも、ジャム作りの好きなNさんに聞いても、『作ったことはない。いつも捨てている』
て言ってたよ」
「そんなぁ。もったいない話やなぁ…」

その会話からしばらくして 梅酒に使った梅で作るジャムのレシピを偶然見つけた。
「作ってみよう」
言い出したのは主人だった。
それまでジャムなど作ったことがない人だった。
私がレシピを読み、説明をする。
その横で、彼は一生懸命言われた通りにジャムを作った。
梅の実から種を取り出すのがいちばんめんどうで手間がかかる。
しかし、彼は 黙々とその作業をこなした。
火の加減、砂糖の分量(レシピの砂糖の分量からどれくらいまで砂糖の量を減らせるか)
残した梅酒は最後に入れる等、ちょっとしたコツを教えながらの作業は、素直な生徒相手に楽しいものだった。
出来上がった梅ジャムは香り高く、独特の味でなんとも言えずおいしかった。

その時から毎年必ず彼は梅ジャムを作り続けている。
最近では完全に独り立ちし、手助けの必要はない。
私の役目は、最後の味見と感想だけになってしまった。
でも不思議なことに、ジャムはこの梅ジャムしか作らない。
どういう訳かはわからないが、他のジャムは作りたくないようだ。
横目で眺めているだけで決して作ろうとはしない。
どうしてだろうか?

今日できあがったジャムとてもおいしかった。
梅は2kg(2瓶分)もあったのでたくさんでき、明日からの朝食が楽しみだ。
早速東京にも送ってあげよう。

朝の楽しい一時だった。



by PochiPochi-2-s | 2017-08-16 23:44 | 趣味 | Trackback | Comments(10)
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「できるだけ早く仕上げなくては。
この暑さ、花もすぐに萎れてしまう」
昨日今日と、暑い盛りの午後、黙々と下書きスケッチをした。

「教室での2時間はいったい何だったのだろう…」
そう思うほどほとんど全てを描きなおした。
でもまだあと一ヶ所だけ花をどう置くかで迷っている。
色も少しだけつけてみた。
う〜ん、難しい。
なんとなく気に入らない。バランスの問題かな?
また描きなおすことになるのだろうか?

ふとテレビをつけた。
今日は「山の日」らしい。
その言葉で、心は遠い昔に飛んだ。
大学に入り、クラブで初めて連れて行ってもらった山は 南アルプスだった。
北沢峠にテントを張り、甲斐駒ケ岳と仙丈岳をピストンした。
大学紛争の煽りで夏合宿はなし。それに代わる簡単な登山だった。
2年生の時の夏合宿も何故か再び南アルプスだった。
夜叉神峠から入り、鳳凰三山、早川尾根と歩き、
最後は再び甲斐駒ケ岳と仙丈岳のピストンで終わった。
久しぶりに 仙水峠という名前を思い出した。


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甲斐駒ケ岳
(ウェブサイトから拝借)


あの高い山の上を重い荷物を背負って黙々と歩いた懐かしい日々を思い出していた。
一歩づつ一歩づつ足を前に進めていけば必ず目的地に辿り着く。
そういうことを、美しい景色とともに、言葉ではなく、身体で学んだ日々だった。
快晴の赤石岳山頂。360度、遮る物のない、美しい景色。
生涯忘れないだろう。


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夏合宿を終えて
クラブの山小屋で


テレビを消し、気持ちは 再び絵に戻った。
夕方までには ぼや〜とした形のようなものが見えるようになった。
さて、どのような絵になるのだろうか?


More ジェノベーゼパスタ
by PochiPochi-2-s | 2017-08-11 23:03 | 趣味 | Trackback | Comments(10)

初めてのジェノベーゼ

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『ジェノヴェーゼ』


昨夜雷が鳴っていた。
最近久しく雷の音は聞いていなかった。
なんだか懐かしような気がしたのはどうしてだろうか。
雨は夜半から激しくなり、朝起きてもまだ降り続いていた。
少し蒸し暑かったので デッキへ続くフレンチウインドウを全開すると、
湿気が一気に家の中に入ってきてフローリングがベタベタし始めたので慌てて閉じたのだった。

ふと庭を見ると、葉がふさふさとしてきたスウィートバジルが目に入った。
最近ある雑誌で、いつか作りたいと思っていた『ジェノヴェーゼ』のレシピを見つけ、
スウィートバジルの葉がもう少し多くなったらと、しばらく待っていたところだっだ。

よし、今日は雨だし、ジェノヴェーゼを作ってみよう。
雨の降る中、急いで庭に出てスウィートバジルの葉を摘んできた。
計ってみると40gあった。
30gあればいいから作れるわ。
他の材料は全部揃っているので、ミキサーで混ぜるだけ。
な〜だ、"超"簡単!
長年憧れていた『ジェノヴェーゼ』。
味は絶品だった。

明日のお昼は冷製スパゲッティにしよう。
そう思うと心は弾み、ランランラン♪

2017年上半期最後の日の朝の楽しいひと時だった。


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庭のスウィートバジルの葉


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庭のパセリ




by PochiPochi-2-s | 2017-06-30 23:35 | 趣味 | Trackback | Comments(6)

ナンプレ(数独)

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「まあ、懐かしいなぁ」
一昨日に引き続き、昨日も家の中の整理をしようと決めていた。
水遣りのあと、夏物の衣服と冬の衣服の入れ替えをした。
さて、次は二階の本棚の整理だと、
ファミリールームの本棚のところに行ったとき、「あッ!」と 一冊の小さな本が目に入った。
「はじめてのナンプレ256」
懐かしく、心はすぐにこのナンプレ(数独)に夢中だった昔に飛んだ。

2002年6月の初め、1982年以来20年ぶりにヨーロッパへ旅立った。
ドイツへの初めての一人旅だった。
ひょんなことから日本で知り合ったメミング夫妻に再会するために
ハンブルグへ飛んだのだった。
大阪で出会ったそのときからずいぶん時間が経っていた。
その間、何度も、
「今度はぜひドイツにいらっしゃい。私のうちに泊まればいいから。
独立した子供たちの部屋が空いているから」と親切に誘ってくれていた。
当時子供たちはまだ小さく、時間的にも気持ちの上でも一人で旅行に行くゆとりはなかった。
チャンスが訪れたのは、そのときからずいぶん時間が経った2002年だった。
実家の母も亡くなり、長男と長女は大学生院生、大学生、次男は高校生になっていた。
「そろそろメミングさんに会いに行けるのでは?思い切って行ってきたらどう?
あんたなら一人でも大丈夫。仕事があって一緒には行けないけど、家のことは任せて
くれたらいいから」
そう言って快く送り出してくれた主人に感謝しながらも、不安な気持ちでいっぱいの一人旅だった。

関空 → フランクフルト(乗り継ぎ) → ハンブルグ。
飛行時間は乗り継ぎも含めかなりの長い時間になる。
一緒に行く人がいれば話もでき楽しく過ごせるが、一人旅なので飛行機の中で気持ちよく過ごすためのものが必要だった。
「そうだわ、数独(ナンプレ)を持って行こう。これなら時間の経つのも忘れられる」
その頃 何がきっかけで数独に夢中になったのかいまではもう忘れてしまったが、
時間のある時には 熱中していた。
9つあるマスの中に1から9の数字を当てはめ、しかも縦・横に同じ数字を並べることができないという規則。空いているマス目に適切な数字を考えながら入れていくということがおもしろくてならなかった。考えに考えた末に、数字があるべき場所に埋まった時の爽快感は何物にも代え難かった。
当時使っていた本はこの本ではなくもっと小さくて持ち運びに便利な初心者用の本であったが、おもしろくてのめり込んだことを懐かしく思い出す。

また、ナンプレの本を持っていったのは正解だった。
メミングさんのご主人ルーディガーも数独が好きで、
彼女の家に宿泊させてもらっている間、彼と私の共通の話題になったのだった。
大学の教授で太陽エネルギーの研究者という以外彼についてはほとんど何も知らなかったので、彼に対する親しみが湧いたのはいうまでもないことだった。

昨夜本当に久しぶりにこの数独をやってみた。
初心者用なのでそんなに時間をかけずに解けたのは嬉しく、
「これならばまだまだいけるかな?」となんとなく心が弾んだのだった。

「これからは時間がある時にはもう一度、少しづつこのナンプレに挑戦しようかな。頭の訓練にもなるし…」
久しぶりに挑戦する爽快さを思い出した楽しい本棚の整理だった。

※ ナンプレ(数独)挑戦したい人はここ →



More 昨夜のテレビから (認知症予防)
by PochiPochi-2-s | 2017-05-18 13:20 | 趣味 | Trackback | Comments(10)

今年も咲いた蘭の花

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ゴールデンウィークが終わった今週初め頃からモッコウバラが散りはじめた。
朝夕に掃除をしなければ、すぐに黄色い絨毯になってしまう。
それもまた良しかな。
今年は本当に充分楽しんだ。
あと1週間もすれば花吹雪の状態になるだろう。
その時は庭の椅子に座って、コーヒーを飲みながらゆっくりと眺めたいものだと思っている。


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5/3に大山崎美術館で偶然出会った蘭の花の絵を楽しんだばかりだったが、
我が家でも、今年も 2、3日前から蘭の花が少しづつ少しづつ開きはじめていた。
4、5年前、近所の花屋さんの店先で一株500円で投げ売りされていた花の終わった蘭。
どのような色の花を咲かせるのだろうかと、興味津々で3株買い求めたのだった。
嬉しいことに、
「3株も買ってくれるのなら3つ1000円でいいわ」と店主。
大喜びで家に帰り、早速水苔で植えなおしたものだった。
その翌年から毎年必ずシューッと一本茎が伸び、いくつか花をつける。
今年は、数えて見ると蕾が8つついている。
そのうちの一つが今日初めて開いた。
嬉しくて思わずスキップをしたくなるような気分だった♪

蘭の花の名前はわからないが、この花の色を気に入っている。
高価な花ではないが心をこめて世話をした植物が花を咲かせた時の嬉しさは
何物にも変えがたい。
趣味の一つとして植物を育てることができるのはなんとも嬉しいものである。
毎朝その成長を見ているだけで晴れやかな気分になる。

今日は朝から一日気分が良く、絵の教室でもいつになくちょっとおしゃべりだった。
明日からは、オオハンゲとカラスビシャクの絵を描く予定。
どんな絵になるだろうか?



by PochiPochi-2-s | 2017-05-10 23:26 | 趣味 | Trackback | Comments(6)
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夏目漱石の手紙
(大山崎山荘美術館のサイトよりお借りしました)


「これがあの漱石の字なの?」
書かれている内容はともかく、この手紙にそれほど感激しなかった自分がそこにいた。
何故? 理由はわからない。
ただ、「ふ〜んそうなの?」

4月終わり頃、「大山崎山荘美術館でモネの睡蓮の絵をもう一度ゆっくりと見たいなあ」と思い美術館のホームページを開いたとき、偶然にもこの展覧会が開催されていることを知ったのだった。
今年、2017年は夏目漱石生誕150年にあたり、京都は 漱石が生涯において4回訪れ、さまざまな思い入れがあった土地であったという。そして京都での経験をもとに『虞美人草』が著わされたと説明されていた。
この連休中に行けたら行ってみたいと思っていた。

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大山崎山荘美術館の入り口は木々の新緑であふれんばかりだった。
背後にある山では フジ 桐の花が満開だった。

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(5/4・追加)


この大山崎山荘は関西の実業家加賀正太郎によって建てられた山荘で、夏目漱石は正太郎の熱心な招待に応え、建設中の山荘を訪れ滞在したという。その時 若い20代の正太郎は大胆にもこの山荘の命名を漱石に依頼し、漱石はそれに応えて14もの名前を考え提案した。そのほとんどが中国の杜甫やその他の詩人によって書かれた漢詩からの引用されたものであったが、加賀正太郎はそのどれ一つも採用せず、結局は自分で考えた"大山崎山荘"に落ち着いたというくだりは、私には おもしろく興味深いものであっが、ただそれだけのことであった。

(5/4追記 加賀正太郎は、NHK朝ドラ「マッサン」の中でマッサンの資金援助をした大阪の実業家。ニッカウイスキー設立当時出資金の70%を出した人物である)

しかし、今回来てよかったと思ったのは、この手紙や漱石の手帳などと一緒に展示されていた加賀正太郎 蘭花譜からの蘭の花の絵(版画)をかなりたくさん見ることができたからであった。
予想もしていなかったことで、とても嬉しかった。
一枚一枚丁寧に描かれ、最高の技術で印刷された蘭の花の絵。
花びらの影の入れ方、茎の描き方、繊細な線の表現、葉の塗り方、構図のとり方、
白い花びらの描き方、その色の付け方…
見ていて飽きなかった。
言葉を呑み込むほど美しい絵。
もっとじっと見ていたい衝動に駆られた。

加賀正太郎は 英国のキューガーデン(王立植物園)で初めて蘭を見て感銘を受け、帰国後に建設した大山崎山荘に温室を設けて、自ら蘭栽培に乗り出したのだった。

※「蘭花譜」とは、加賀正太郎が昭和21年(1946)に編集した蘭の画集のことで、蘭の優良種を計104枚もの植物画にまとめ、編集、刊行したものである。下絵は、日本画の池田瑞月が担当し、印刷には浮世絵の技法を受け継ぐ木版画が使われた。日本独特の植物がとして編集された「蘭花譜」は、正太郎の欄に対する熱い思い、学術記録および美術品として今に伝えられている。


《購入した絵葉書から》
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最後に建築家・安藤忠雄設計の美術館の「地中宝石箱」でモネの睡蓮をゆっくりと見た。反対側の壁にはルノアールとルオー、ドガの絵がかけられていた。

今日は最高にいい時間を過ごせ、心が満たされた。
43回目の結婚記念日だった。


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安藤忠雄設計の美術館への入口


モネの睡蓮
(ホームページより拝借しました)
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by PochiPochi-2-s | 2017-05-03 23:05 | 趣味 | Trackback | Comments(6)
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ノアール



午後、"ひとり時間"ができた。
「今日こそはヒメオドリコソウの絵を完成させよう」
そう思って、とりかかった。

「あらっ、ここにもうひとつ花がいるのでは?」
「まぁ、ここにも要るかもしれない…」
「いや、ここは要らないかも」

描いているうちに、絵がどんどん変わっていく。
素人ゆえの悲しさ。
色をつけてみて初めてわかる必要と不必要。
下書きの時は、この事がなかなかわからない。
結局は夕方までには完成せず、葉の色つけが残ってしまった。

ある時聞いた言葉を思い出した。
「色のついた絵を描いていて行き詰った時、
それをモノクロに変換すると
色でごまかされていたフォルムがもっとくっきり見える」

「そうだ!」と思い、iPad で遊んでみた。
iPad の写真編集の機能に、元の絵を「モノ」「トーナル」「ノアール」等、
7つか8つのさまざまに色合いに変換できる機能がある。
何事も試して見るのはおもしろく興味深いこと。
早速この機能を使って遊んでみた。
その結果 この白黒の写真ができたのだった。

う〜ん…
要る部分と要らない部分がなんとなくわかった。

さあ、あともう少し。
次は葉っぱを完成させよう。
なかなかおもしろい、興味深い時間だった。



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フェード



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モノ





by PochiPochi-2-s | 2017-03-19 23:20 | 趣味 | Trackback | Comments(0)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s