カテゴリ:習いごと( 130 )

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「 I さん、このカラスビシャクとオオハンゲ、緑色ばかりの絵になるから、
葉っぱの上に水滴を描いたらどうやろうか?」

形がとりぬくく、何度も消しては描き消しては描がき悪戦苦闘している時に、
先生から声がかかった。

「ええ〜ッ? 水滴? 仕方ない、描いてみよう。
ずいぶん久しぶりゆえ、失敗しても描きなおせばいいか」

一応描いてみた。
でも、気に入らない。
な となく以前のようには描けていない。
一応完成とし、明日もう一度先生にみてもらって相談してみようと思う。


* * *


稲垣栄洋(ひでひろ)・文、三上 修・画『身近な雑草の愉快な生きかた』の中に、このカラスビシャクに関してのおもしろい話が載っていた。

この雑草が「へそくりを貯め込む」の『へそくり』の語源になっていると。
カラスビシャクの芋は栗に似ているが、茎がとれたくぼみがへそのように見えるので
「へそ栗」の別名があり、一方、この芋は漢方で「半夏(はんげ)」と呼ばれ、吐き気どめの薬になる。それ故、農家の主婦は畑の草むしりをしながら、この「へそ栗」を薬局へ売って小銭を稼いだ。これがへそくりの語源であるという。



by PochiPochi-2-s | 2017-05-23 23:28 | 習いごと | Trackback | Comments(12)

ユリノキ

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最近ユリノキが気になっていた。
もうそろそろ花が咲き始める頃だと思い、
出かけるたびに街路樹として植えられているユリノキを眺めている。

この木に初めて出会ったのは、もう何年前になるだろうか?
絵を習い始めた頃、絵の教室から当時滋賀県の朽木村にあったアサヒの森に
時々スケッチに行った。
そこには 大きな、延び延びと枝を張らせたユリノキがあった。
その隣には、やはり大きなハンカチノキもあった。
いつもたくさんの花がついていた。
「ユリノキは、花の形がチューリップののようだからチューリップ・リリーと呼ばれ、
また葉っぱの形が祭りに時に着る半纏のようだからハンテンボクとも呼ばれます」
先生はそう説明していた。

2、3年前、私の住む町にもあちこちにユリノキが植えられており、隣の町だが 娘の住むマンションの近くの街路樹はほとんど全部ユリノキだと言ってもいいくらいであることに 気がついた。
近くにこんなにたくさんのユリノキがあったのかと、今更ながら驚いている。
しかし、残念なことにこれらは全部街路樹である。通行や交通の邪魔になるという理由で見るも無惨なほど短く剪定されてしまっている。花芽が全くと言っていいくらいついていない木も多くある。憐れである。

つい最近、よく訪問させてもらっている asitano_kazeさんのブログにも透明感のあるすばらしいユリノキの写真がアップされていた。咲き始めたばかりのユリノキの花だった。
惹きつけられてしばらくじっと眺めていた。
そして思った。
「私の描いたユリノキの絵をもう一度ここに載せておきたい」

今年も描くチャンスがあれば、もう一度描いてみたいなぁと思うこの頃である。
初めて出会った時からいつも心の中にある、魅力的な木である
どうも心を掴まれてしまったようだ。




by PochiPochi-2-s | 2017-05-19 23:31 | 習いごと | Trackback | Comments(4)
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ホウの花(2011/5/25)
初めて描いた水滴


「この植物は何というの? マムシグサやユキモチソウに似ているけど…」
オオハンゲというらしい。この小さいのはカラスビシャク。
この2つを一緒に描くといいと先生が言ってはるわ」
「そうなん? じゃあ、そうしようかな」

スケッチを初めてかなり経ったとき先生が言った。
「 I さん、緑ばっかりの絵になるから、この大きい葉っぱの上に水滴を描いてみたら?」
「ええッ、水滴を?」
「うん、いいと思うで」
「じゃあ、なんとかやってみます。以前描いたように描けばいいんですよね。
でも、水滴をどう置いたらいいですか?」
「葉っぱの上に水をかけてみたら?」
「あっそうか。家でやってみます」

昨日は一日中雨だった。
「そうだ!」と思い、カメラを手に庭中の、これはと思う葉っぱの水滴を撮った。
ひとくちに水滴といっても、形が様々、大きさが様々。
「なるほどなぁ…」
今日は朝から試しに水滴を描いてみた。
以前に描いたことのある《ホウの花の絵》を引っ張り出してきて、参考にした。
2011/5/25と書いていた。
そ時からもう6年も経ったことになる。
Time flies so fast !



《試しに描いた水滴》
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明日、もう少しクリアになるように描きなおそうと思った。


More 初めて作った中華料理
by PochiPochi-2-s | 2017-05-14 23:04 | 習いごと | Trackback | Comments(2)
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ビロードモウズイカ (2009・8)


夕方フランスに住む ecahlotelleさんのブログを訪問した時、思わず「あッ!」と。
このビロードモウズイカの写真がアップされ、短い文章が添えられていた。

もうずいぶん昔、この花を見、絵に描いたことを思い出した。
スケッチ帳に記載された日付によれば2009年8月のことである。
その時から もう8年経ったことになる。
確かこの絵を描く前、絵の教室からどこかの公園にスケッチに行き、
そこで道端に生えていたこの植物の名前がビロードモウズイカだということを知ったのだった。
それからしばらくして、先生がこの花を教室に持ってきてくれた。
見た途端、「描きたい!」と思った。
かなり背丈の高い植物なので、"倒れている"ということにして 斜に描いたのだった。

この絵を眺めながらいろんなことを思い出し、しばし懐かしさで心がいっぱいになった。




by PochiPochi-2-s | 2017-05-12 21:19 | 習いごと | Trackback | Comments(6)
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オオカメノキ(正式名 ムシカリ)



「ふぅ〜ッ、やっと完成かな」

2週間前の4/26(水)、ちょっと早い目に家を出た。
教室に入った時、いつも隣に座るOさんが私の耳元でささやいた。
「今日の目玉は、このオオカメノキやって。
先生が別のグループと朽木村に行って、少しだけ採ってきてくれたらしいわ。
描いてみる?」
見ると、花の付いた枝が3〜4本あった。
「白い花かぁ…」
以前描いたイワガラミを思い出し、描くのが大変そうなので気がすすまなかった。
しかし、珍しい花だし、まだみんな来ていなかったのでこの花を描いてみようと、
ひと枝を自分の前に置いた。

スケッチがなかなか大変だった。
しかし それ以上に大変だったのは、葉っぱの表現だった。
この花を選んだ時には思ってもいなかったことだった。
色を塗り始めてはじめてわかった。
葉脈をどのように描こうか…と。


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葉っぱを見れば見るほどその美しさに心を奪われ、見入ってしまう。
しかし、その表現は難しい。
色を塗り、鉛筆で葉脈を入れるが気に入らない。
次にちょっと濃いめの色で入れるがこれも変な感じ。
白で入れたが、今度は目をむいたようになる…
塗りすぎては色を落としまた塗る。
気に入らない。
このことの繰り返しでついに2週間がすぎてしまった。
今月の絵の教室を明日に控えた今日夕方、やっと完成した。
しかし、葉っぱは 半ば諦めた。


※ オオカメノキ : 正式名はムシカリ(虫狩) 虫がこの花を好むことからつけられた。



by PochiPochi-2-s | 2017-05-09 21:36 | 習いごと | Trackback | Comments(6)

初めて描いたクサイチゴ

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クサイチゴ



この時期 花が次から次へ咲き、画材としてはよりどりみどり、溢れんばかりにある。
先日の絵の教室も春の草花でいっぱいだった。
エドヒガン、桜、一重の桃、ミツバツツジ、タムシバ、キケマン、クサイチゴ、
モミジイチゴ、キブシ、私が持って行ったラショウモンカズラ、トキワイカリソウ。

さて何を描こうか。
迷いに迷ったが、まずはエドヒガン、次にクサイチゴを選んだ。
教室ではあまり集中できず、エドヒガンのスケッチは完成しなかった。

今リビングの壁にはナガバモミジイチゴの絵がかかっている。
何年か前に描いた絵である。
「最近では桜ばかり描き、この野イチゴを描いていなかったなぁ」
そう思い、家に帰ってからクサイチゴを描き始めた。
何故か予定が詰まってしまい、落ち着いて描ける時間があまりなかったが、
今日なんとか完成させることができた。
ほっとした。


※ 【名前の由来】
キイチゴの仲間であるが、草のように見えるところから「草苺」と名付けられた。

※ クサイチゴとよく似たイチゴの種類は → ここ




by PochiPochi-2-s | 2017-04-21 23:49 | 習いごと | Trackback | Comments(6)
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ミツマタ



「明日、起きると雨がやんでますように」
昨夜そう願って床についた。
しかし、朝 起きてみるとやはり雨が降り続いていた。
まるで『春の嵐』のように雨風がきつかった。

今日は私にとっての初孫のハルちゃんの中学校入学式。
できれば晴れてほしいと思っていたが、願い叶わず雨の入学式となってしまった。
6年前の小学校の入学式の日も雨だった。
"普段は晴れ男のハル"と言われ行事の時はよく晴れるのだが…。
思えばハルちゃんのお父さん(長男)も、何か事あるごとに雨だった。
小学校の入学式、中学校の入学式、遠足、修学旅行等々。
挙げ句の果てには結婚式も雨だった。
式の前は晴れていたが、教会での挙式の間はずーっと雨。
挙式後 教会前での写真撮影の時は,
ほんのちょっとの間雨が止み、無事写真撮影ができたのだった。
披露宴会場に移動する途中からまた雨が降り出し、その後終わるまでずーっと雨。
親子共々 よほど"雨降り"に好かれているのかもしれないなぁ。
そんなことを思いながら、
まだ仕上げていなかったミツマタの絵を取り出し、なんとか完成させようと描いた。
夕方 完成、ほっと一息ついたのだった。
みると必ず描きたくなるが、形のとりぬくい難しい花である。


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ヒメオドリコソウ


「ここら辺りに、あと2、3 花を描いたらどうやろうか。
花のかたまりの中からいくつか飛び出して咲いているように見えるから」
この前の教室で先生からアドヴァイスがあった。
「ええっ、まだ花をたすの…」
でも、たして見た。
この前の絵と印象が変わった。
先生の言っていたとおりだと思った。


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裏山の桜


裏山の桜が更にきれいになってきた。
毎年この山の桜を眺めるのが楽しみのひとつである。
今年も楽しめてよかったなぁと思う。

それにしても、連日雨がよく降る。
今日で5日目であった。
この雨のなか 庭では春の花が次々に咲き始めている。
花海棠は満開になり、こぼれ種で増えたワスレナグサもやっと咲き始めた。


雨のなか咲き始めた花海棠
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ワスレナグサも咲き始めた
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by PochiPochi-2-s | 2017-04-11 23:13 | 習いごと | Trackback | Comments(6)
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ヒメオドリコソウ
(花言葉 : 快活)

楽しそうなヒメオドリコソウに描けたかな?
よく似た花にホトケノザがある。
見分け方は ここ →


暖かくなり始めると何かと忙しくなり、
落ち着いて ひとり静かに絵を描く時間が目に見えて少なくなってくる。
「まあ いいさ。なんとかなるだろう」
のんびりとかまえていた。
時にはiPadで遊びながら。
しかし、日々の生活というものは、突然予期せぬことが起こるもの。
慌てふためき、今日午後なんとか時間を作り描くことができた。
なんとか間に合ったかな?

葉に関してはまだ気に入らないので、
どのように描いたらいいのか 明日先生に聞いてみようと思う。
修正はそれからだと、ひとまず絵筆を置いた。



by PochiPochi-2-s | 2017-03-21 22:20 | 習いごと | Trackback | Comments(8)

白梅の絵と鶯

朝鶯の鳴き声で目が覚めた。
今年初めて聞いた昨日の朝に続き、
2日連続で鶯の鳴き声を聞くとはなんとも嬉しいことであった。
梅に鶯とはよく言ったもので、庭の梅の花も満開である。

今日は『啓蟄』
知恵蔵によれば、
春の暖かさを感じて、冬籠りをしていた虫が外に這い出してくる頃のこと。
「啓」には「ひらく、解放する、(夜が)開ける」の意味があり、「蟄」には
「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味がある。
まだまだ寒い日も多く三寒四温を繰り返しているが、これからはひと雨ごとに暖か
が増し、冬の間待ち望んできた春・桜の季節にだんだんと近づいていくのだろう。

久しぶりに暖かく気持ちがよかったので、冬の間放っていた庭の仕事をと、朝から取りかかった。冬の間、寒さや雪、霜などから花草木を保護するためにケヤキの落ち葉をかぶせていた。そのため庭は見るも無残な落ち葉だらけの庭になっていた。
「さあ!」
お昼までの時間、庭で思いっきり働いた。
心が満たされ、庭も私の気持ちもすっきりとした。
心地よい疲れがなんとも気持ちのよいものであった。


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《白梅》



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《3/6 再撮影の白梅》



「今日は完成させるぞ」
思いのほか、時間がかかった白梅の絵を昼食後描き始めた。
大好きなフジ子・ヘミングの「ラ・カンパネラ」を聴きながら。
誰にも邪魔されないひとりの時間。
いつの間にか夢中になって描いていた。

しかし…………。
毎年描きながら思うのだが、やはり白い花は描きにくい。
特に梅のような小さな花の場合は。
やっと完成かなと思えた時はもうすでに夕方になっていた。
明るい日の光のある間に写真を撮りたかったが、時すでに遅し。
仕方なく蛍光灯の灯りの下で撮ったが、「光」とは難しいものだ。
白い画用紙が生成り色になってしまった。
明日できたらもう一度写真を撮りなおそうと思っている。

でも、とにかく完成した。
鶯の鳴き声を聞いた日に、白梅の絵が完成した。



by PochiPochi-2-s | 2017-03-05 23:01 | 習いごと | Trackback | Comments(4)
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《テイカカヅラとウスタビガの繭と蔓》



今日やっと気持ちの余裕ができ、中断していた絵が完成した。
テイカカズラとウスタビガの繭と蔓。

先週の日曜日(真夜中)から一週間が過ぎた。
この間、事態はめまぐるしく変わり、状況判断は難しいものだったが、
運を天に任すしかなく、何事も医師を信じて指示通りに動くしかなかった。
そのような中でも、本当に小さい生命が必死に生きようとしている様子を、
母親である娘から聞かさせるたびに私たち夫婦は心を深く動かされたのだった。

病院に行った時、今日も、娘は私たちに言った。

「お母さん、赤ちゃんは母親の匂いで自分の母親かどうかを識別するんやて。
それから母親の声はわかるが、残念ながら父親の声は分からないらしい。
このことを今日お医者さんから聞いてびっくりしたわ。
同じ思いをしているのに、父親ってかわいそうやなぁ

赤ちゃんが生まれてから 今日で 5日が過ぎた。
あと2日、何も難しい事態が起こらなければひとまずは安心ということらしい。
「がんばれ!」
毎日 心の中で声をかけている。
この小さな生命が与えてくれる感動と喜びは何物にも代えがたい。
深く心を動かされる毎日である。

そのようななか、
少し心に余裕ができ、描きかけ中断していた絵を今日はやっと完成した。
まだまだ修正したいと思うところがあるが、ひとまずはこれで終わりとしよう。

絵に動きがあるかな?
楽しそうに見えるかな?


* * *


《貰ってきたウスタビガの繭》
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【2/21(火) 追記】

YouTubeでウスタビガの羽化の映像を見つけたのでここに貼り付けておきたい。



《ウスタビガの羽化》






by PochiPochi-2-s | 2017-02-19 22:39 | 習いごと | Trackback | Comments(8)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s