カテゴリ:お出かけ( 64 )

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ポートタワー、海洋博物館、ホテルオークラ神戸



「神戸のメリケンパークが新しく整備されたらしいから行ってみようか。
スターバックスも新しくできたらしいし、久しぶりに海も見れるやろうし…」

久しぶりの神戸だった。
電車が西宮を過ぎ、夙川、岡本と進み神戸三ノ宮に近づくにつれ、
車窓外の景色も電車のなかの雰囲気もなんとなく"神戸カラー"になっていく。
神戸は学生時代からよく遊んだ馴染みの街でもあり、
卒業後勤めた職場があった街でもあった。
その頃の神戸の街での思い出は限りなくある。
初めてアルバイトをした街。
元町近くの小さな通りに小さなスポーツ用品店があり、スキー用トレンカが6,800円、紺色とえんじ色のリバーシブルのスキーセーターが8,000円だった。1日働いて900円のアルバイト料ではとても買える品物ではなかったが、「いつか買いたいなぁ」と思いながら働いていた。
初めてフランス料理(らしきもの)の基礎を習ったのもこの街であり、
ベシャメルソースというものを習い、ラングドシャ、シュークリームというお菓子の
作り方を教えてもらい、オーブンという調理器具を初めて知ったのだった。
初月給で、主人と二人で神戸商工貿易センタービルの最上階で神戸港を眺めながら
豪華な食事をしたのもこの街である。
すべて50年近くも前の話である。

ランチの後、三ノ宮センター街から元町商店街へ、そして商店街の途中から港の方へ
歩く。ポートタワーと海洋博物館が見え始めると途端に感じる浜風と海のにおい。
この潮風がなんとも心地がいい。心が解き放されるように感じる。
久しぶりに見る海もキラキラと光を反射し、遠くには物を運ぶ運搬船が行き交う。

来年は1868年に神戸港が開港してから150年だという。
ニュースで報道されていたように、なるほどきれいになっていた。
芝生がはられ、遊歩道ができ、スターバックスの建物が建っていた。
海の側にはかまぼこ型のオリエンタルホテル、スターバックスを挟んで山側には
海洋博物館とホテルオークラ神戸。その後ろには六甲山が見える。

潮のにおいのする浜風を感じ、
海を眺めながらとりとめもなく話をし、のんびりと過ごす時間。
「こんな時間を大切にしたいなぁ」と思った。


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ハーバーランド・モザイク


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More 神戸大丸画廊 : アンドリュー・プライス
by PochiPochi-2-s | 2017-04-22 23:19 | お出かけ | Trackback | Comments(0)
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青い花
友人Hさんの作品



「御無沙汰です。お元気ですか。今年はいつもの会場が耐震工事でこちらに
決まりました。私は26日は朝から居ます。会えるようでしたらメール下さい」

今月の初め頃、友人Hさんから案内はがきをもらっていた。
早速メールで連絡し、昨日26日に和紙ちぎり絵の作品展に出かけた。

会場は私の住む町の隣町にあり、
その会場のある場所を考えると、電車で行くのが一番便利かと電車で行った。

「まあ、 まるで水彩画のよう!」
あとは言葉が続かない。
会場に展示されていた作品はことごとく水彩絵の具で描かれた絵のように見えた。
友人は私の横でそれぞれの絵について細々と説明をしてくれていた。
其々の作品に対しての先生のアドヴァイス、先生が褒めた点、彼女の意見等を。
しかし、私の耳には彼女の言葉は入らなかった。
ただただ 展示されている絵に感動し、
「凄いなぁ」という思いしか 心になかったからだった。

「和紙でこんなふうに表現できるなんて!
まるで絵筆で水彩画を描いているようだ」

毎年見せてもらって、毎年全く同じことを感じ、思っている。
会場にきて見せてもらうのが楽しくてしようがない。
作品を見ながら、
「どのようにしたらこんなふうな雰囲気を出せるのだろうか?
絵を描くのとはまた違った難しさがあるのだろうなぁ」
ついそう思ってしまう。
和紙を選んで貼るだけで これだけの雰囲気を出せるようになるまでは、
並大抵のことではないだろう。
それにしてもその才能と努力と根気に脱帽するのみだ。

「絵をどのような絵にするのかにかなり時間がかかる。
対象物を見に出かけ、写真を撮ってきたりスケッチをしてきたりすることもある。
次はその考えた絵をどのようにスケッチし、自分の満足のいく下絵にするか。
最後に、その絵に適した和紙を何百枚もある中から選ぶ作業。
このことが一番しんどいこと。最適のものが見つかればいいが、見つからない時はどうすればいいのか。考えて考えて行う作業が大変だ」
彼女はこのように言っていた。
しかし、「いったん貼る和紙が決まれば、一週間ほどで完成する」とも言っていた。

通常、下絵を考えるところから完成までほぼ3ヶ月はかかるらしい。

彼女の根気と努力に感心。
心をうたれた思いがした。
何よりもそのはり絵に対する"熱意"に圧倒された。
花の絵を描きながら、山野草を育て、和紙のはり絵に夢中になる。
まだまだ若い彼女がそこにいた。
いい刺激を受けた日だった。

また一緒にランチを食べながら、
以前読むことを勧めた「プラハの春(上下)」(春江和也著)の話で持ちきりになり、
一緒にプラハに行かないかと誘われたのだった。
もう一度プラハに行きたいと思い続けている私には心惹かれる言葉。
「考えてもいいかなぁ〜」とふっと思ったのだった。


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野間の大ケヤキ
友人Hさんの作品

ライトで対面の壁の絵が映り込んでしまった


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野の百合
友人Hさんの作品

構図が好き。
この写真も対面の絵が映り込んでしまった




《以下は 会場に展示されていた私の気に入った作品》
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夙川の桜




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構図が好き
水の勢いが感じられる
迫力のあるはり絵


More 1) リョウちゃんへ 2) 〆鯖のにぎり
by PochiPochi-2-s | 2017-03-27 22:21 | お出かけ | Trackback | Comments(8)

『近大マグロ』

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梅田グランフロント北館(6F)の店



「久しぶりに3人で出会って、食事をしない?」

先週、絵の友人Tさんからメールが届いていた。
彼女は以前同じ教室に通っていたが、都合で今は同じ先生の他の教室に通っている。
昨日のお昼前、
Tさんと、もう一人の絵の友人Mさんと、私の気の合う仲良し3人で梅田で会った。
大阪グランフロント北館にある近大マグロの店で、『近大マグロ』を食べるために。

開店当時、どれだけ多くの人がこの養殖マグロを食べるために並んだことか。
「一度は食べて見たい」と思い、梅田に行くたびにこの店に立ち寄り、その列に加わろうとした。主人と二人で、時には他の友人たちと。
しかし、いつもあまりにも多くの人たちが並んでいて、
「そんなにしてまで…」と諦め、そのうちに足が遠ざかっていた。
あの頃からどれだけの時間が経っただろうか?

店の前に着いてみると、思いの外 並んでいる人は少なかった。
「どうして? もっと並んでいるかと思った」
私の言葉に、私たちの前にいた白髪の婦人が言った。
「最近はこんなものですよ。私は度々ここに来るけれど、いつもこれぐらいの人数ですよ。まあ、11時の開店と同時に入って食事をしようと思うと、1時間ぐらいは並ばなければならないけれどね」
開店当時の、"ここで食事をしてみたい"、"近大マグロを食べてみたい"という熱気はかなり落ち着いてきているようだった。



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(ホームページより写真を拝借しました)



席に着き、やはりマグロの店だからマグロを食べるのが一番いいだろうと、
「近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼」を高いなぁと思いながらも注文した。
3人とも早く食べたくて、つい写真を撮影するのを忘れてしまったが、
予想通り美味しいとは思った。
でも … 。正直、もう少し安かったらなぁ〜とも思った。

3人揃っての久しぶりの会話は時間の経つのも忘れるほどであった。



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いちごのタルト


「もう少し話したいね」と、次は南館のケーキ店・キル フェ ボンへ。
ここも人気のケーキ屋さん。
開店当時は、この店も待ち時間がとても長かった。
中に入り、タルトを楽しめなかったのは、近大マグロの店と同じであった。
この店も、時間とともに少し熱気が落ち着いてきているように思った。
それでも旅行用のスーツケースを持った若者が何人か並んでいた。
若い人たちに混ざって70前後のおばさん3人が並ぶのは 少し恥ずかしかったが、
30分の待ち時間と聞き、「エイッ!」と並んでみた。
話しながらの30分は意外と短く、すぐに順番が回ってきたように思った。
さすが人気店のタルトだけあって、とてもおいしかった。
友だちのひとり、Tさんは大阪店限定のいちごタルトを注文したが、
こちらも他のタルトに勝るとも劣らずで、おいしかったようだ。


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大阪店限定のいちごタルト
あきたみどりのプリンといちごのタルト
※あきたみどり → やさしい甘みの青大豆



楽しい午後のひと時だった。
最後に3人で画材屋さんに立ち寄り、ひとしきり絵の話をしてから帰ったのだった。


More (1) 小学校卒業式 (2)リョウちゃんへ
by PochiPochi-2-s | 2017-03-17 15:50 | お出かけ | Trackback | Comments(4)
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荻須高徳《モンマルトルからの眺め》
1950年



一昨日のブログにも書いたが、
1月17日、毎年神戸で「1・17のつどい」が三宮の東遊園地で一日中開かれる。
毎年この日はなぜか気持ちが落ち着かず、去年は午後からのこの集いに参加した。
今年は? やはり神戸方面に行きたかった。
それではと、以前から見に行きたいと思っていた美術展に出かけることにした。

「パリに生きる パリを描く」-M氏秘蔵コレクションによる -

三宮の手前、六甲アイランドにある小磯記念美術館へと車で向かった。
雪も止みこの日は朝から天気が回復し、ドライブにはちょうど良い天気と距離。
車で出かけた。


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《子供のための鑑賞ガイドより》


《"芸術の都"として世界中の人びとを魅了し続けてきたパリ。日本の画家たちも、19世紀末頃より留学先や制作旅行先として次々とパリを目指し、多くの名作が同地で生まれました。》

美術館入り口でもらったパンフレットにはこのように書かれていた。

会場には藤田嗣治(レオナール・フジタ)、児島虎次郎、梅原龍三郎、安井曾太郎、小野竹喬、佐伯祐三、荻須高徳、小磯良平、鴨居玲などのパリを描いた作品が展示されていた。パリに憧れ、パリに渡った洋画家たちの作品だった。

子供のための鑑賞ガイドのパンフレットには、
パリのどんなところにひきつけられたかという画家のことばが載っていた。
《荻須高徳 》
シャンゼリゼやオペラ座などの豪華な大通りよりもどうしてもモンパルナスの人間臭い裏町にひかれます。
《藤田嗣治》
屋根のすぐ下の部屋はといえば大抵画室になっている。あそこにもここにも画室が見える。あれだけの画室でその主人がいずれも夢中になって画を描いていると思うと、私などは必死に勉強しなければ…。
*荻須高徳と藤田嗣治はパリに長く住み続け、裏町の風景をたくさん描いた画家。
《石井柏亭》
パリに居ると、何しろいい絵が見られるのが第一喜ばしい。そうして自分でも画を描かずにはいられない様な気がする。
《佐分眞》
フランス人は、のどかな心を持っている。パリの美しさはさる事乍ら、またフランス人の豊かな心持ちが吾等エトランジェーをあの土地に安住させてくれる大きな原因だと思う。
* エトランジェー : 外国人のこと

二部屋に分けて展示されていたかなりの数の画を見て回って最後に思った。
このパンフレットの言葉のとおりだと。
多くの芸術家たちはみなパリに憧れ、パリはまた彼らの心を魅了し、虜にする。
パリという街はそれだけの魅力にあふれた街なのだろう。

1982年夏に初めて、旅の初めとイギリスの渡る前の2回訪れ、
その美しさに圧倒された街。
「もう一度ゆっくりと滞在し、好きな画を見て回りたい」
パリに憧れ、パリに行った日本人画家たちの描いた、彼らの気持ち、情熱のこもった
画を見て回り、"もう一度パリに行きたい"という気持ちを強くした。
この日はそんな気持ちを抱いた日だった。


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《パンフレットより》


佐伯祐三の描いたパリ
オーヴェル風景
(購入した絵葉書より)
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尚 ここに展示された絵と資料は、
関西在住のM氏が30年にわたり集めた秘蔵コレクション70点を中心に笠岡市立竹喬美術館、稲沢市荻須記念美術館、神戸市立小磯記念美術館の所蔵品を加えた計約100点
である。
見応えのある美術展だった。
また個人的には、
油絵より水彩画の方に、より惹かれるものを感じた美術展でもあった。


More まあ、きれい!
by PochiPochi-2-s | 2017-01-19 17:06 | お出かけ | Trackback(1) | Comments(4)

気分を変えて

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今年は心が沈む喪中はがきが届くことが多い。
一昨日も大学時代の友人から、
11月初めにお母さんが亡くなられたとの喪中はがきが届いた。
ここ2年ほどお互いに忙しく、友人とは会っていなかったので驚いた。
友人のお母さんはお父さんが亡くなられてからすぐに入所した施設で
元気に過ごされているとばかり思っていた。
学生時代には何度か会ったことも、話したこともある人だったので、
すぐに友人に電話をかけた。
94歳だったらしい。
夏の終わりに突然肺炎にかかり、そのまま回復しなかったという。
学生時代、友人からお母さんについての話を度々聞かされていたので、
当時の話や会った時の印象などを思い出し、なんとなく心が沈んだのだった。


「ちょっと出かけてくるわ」
出かけなければならない特別の用はなかったが、
寒いけれど青空、気持ちがよかった。
気分を変えて歩きたかった。
行くからにはいつもと違う道を歩こうと、
数年前まではよく歩いていた道を歩くことにした。
週一のあるグループの新聞(記録)編集のために3年間よく通った道。
駅、警察、図書館、公園、浄水場を通り抜け、新聞編集行われていた建物の前を
通り、いつも行くスーパーマーケットとは違うもう一つのスーパーマーケットまで。
気持ちが晴れ晴れしていくのが自分でもよくわかった。
葉を落とした木の枝の美しさ、力強さに思わず立ち止まって眺めてしまった。
さぁ、気分は変わった。
今日一日、元気に過ごせることだろう。
心も足取りも軽く家に向かって歩いたのだった。


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by PochiPochi-2-s | 2016-12-12 23:20 | お出かけ | Trackback | Comments(8)
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「今年も行こうか。22回目の今年は12月2日(金)から11日(日)までの開催らしい。
早い方がなにかと予定を立てやすいし、日曜日の天気予報が雨らしいから3日の土曜日に行くのはどう?もう点灯の瞬間は今まで何度も見ているから、あんたの好きな夕方のエルキュール・ポワロが終わってから出かけてもいいんとちがう?」

毎年恒例になった、主人からの"神戸ルミナリエデート"の提案だった。
この時期 ルミナリエに行くことで、我が家の年末行事のスタートとなる。
第一回目を見逃しているので、このデートは 今年で21回目。
振り返ってみれば、この21年間じつにさまざまなことがあった。
いいことも 時には あまりよくないことも。
いろんなことを思い出しながら、ルミナリエを見に来て楽しんでいる大勢の人たち
混じって、この美しい光の饗宴を楽しむことができるのは幸せなことである。
「どうせ行くなら、人出の多いときの方がまた楽しからずややわ」
と、一昨日夕方6時前、いそいそと出かけた。
なんと帰宅したのは、真夜中近く、11時半頃。
よく食べ、よく遊び、よくしゃべり、よく歩いた日だった。

『神戸ルミナリエ』は1995年1月17日に起こった神戸明石大震災後、甚大な災害
被った神戸の人たちを励まそうと翌年から始まり、震災の記憶を後世に語り継ぎ
神戸の夢と希望を象徴する行事として毎年開催している。
今年で22回目の開催となる。
昨年から、開催中の電気代がかさみ毎年の開催が危ぶまれるとの理由から、白熱灯
からLED電飾に変わった。白熱灯の持つ温かみは無くなってしまったが、今年2回目
のLED電飾も慣れてみればなかなかきれいである。
"清らかで澄んだ美しさ"があるように思われる。
昨年とはまたひと味違い、今年は紫系の色が多かった。

いつものようにいつものレストランで食事をし、ルミナリエの"光の回廊"を楽しみ、
あちこちで100円寄付をし、いつものように最後は市役所24階からルミナリエの全景
と北側に位置する阪急とJR三宮駅付近の風景、六甲山を見て満足し家路についた。
「きっと来年もこのようにして師走のスタートを切るのだろうなぁ。
元気に過ごしたいなぁ」
と思いながら、梅田行き急行電車に乗った。



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光の回廊



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同じく



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同じく



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市役所24階から



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同じく市役所24階から



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ウォーターフロント
(市役所24階から)


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神戸大丸東側のイルミネーション
この狭い通りを通って光の回廊へ



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ルミナリエメイン会場裏側のマンションの電飾



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市役所24階から
北側(六甲山側)の展望
JR三宮駅と阪急三宮駅、SOGOデパートが見える



by PochiPochi-2-s | 2016-12-05 17:18 | お出かけ | Trackback | Comments(6)
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「ねぇ、大山崎の美術館でモネの絵画展があるわ。
庭もきれいし、安藤忠雄の設計した地中美術館でモネの睡蓮の絵も見ることができる
から行ってみたいんやけど。それにバーナードリーチや民藝派の陶器の常設展もある
から」

モネの絵画展が大山崎山荘美術館で開催されているのを知ったのは、
先日行った小磯良平記念美術館でであった。

家から大山崎まで自動車で約1時間余り。
20年ぶりにこの美術館に行ってみたいなぁと思ったのだった。
大阪-京都を結ぶいわゆる産業道路の171号線を使った。
京都に行く時にはこの道を走ることが多い。
沿道にはパナソニック、明治製菓、サンスターなどの会社が並ぶ。





この美術館は、大正から昭和初期に、実業家・加賀正太郎が別荘として自ら設計した英国風の山荘で、その後紆余曲折があり、アサヒビール株式会社が貴重な文化財を後世に伝え、その保全・活用を通じて豊かな社会を創出するために京都府大山崎町と協力して山荘の復元整備をし1996年春に「アサヒビール大山崎山荘美術館」としてよみがえった美術館である。場所は京都と大阪の境目にあたる天王山の麓にあり、近くにはサントリーの山崎工場がある。

20年前とはほとんど変わらず、今日も庭園のさまざまな木々が美しく紅葉していた。


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2階のテラスからの展望



また、今回の美術展は、
大山崎山荘美術館開館20周年の記念として、美術館の所蔵するクロード・モネ
8点の公開とともに、国内美術館等から厳選された珠玉の作品20点の展示であった。

モネの作品は、見ていて色調が柔らかく、
私には なにかほっとするような心の安らぎを覚えるものが多い。

「エトルタの朝」「ポール=ドモワの洞窟」「サンジェルマンの森の中で」「テムズ河とチャリングクロス橋」など、その色調、絵画のテクニックについ心が引きこまれてしまう作品が多かった。

「どのようにしたらこのような絵が描けるのだろうか」
絵の前から動けなかった。
特に、「ポール=ドモワの洞窟」のなんとも言えない深い、透明な青色。
思わず見入ってしまった。

また安藤忠雄設計の地下にある地中美術館では、
いつでもこの美術館所蔵のモネの「睡蓮」の絵を見ることができる。
円形の壁に並べてかけられたモネの3枚の睡蓮の絵と、他に2枚の睡蓮の絵。
《睡蓮》連作5点はすべてモネの愛したジヴェルニーの庭で生まれた作品である。
ここでもしばらくは絵の前から動けなかった。

写真撮影が禁止されていたので、
美術館のサイトから拝借して見てきた絵の何点かをここに載せておきたい。


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《睡蓮》



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《睡蓮》



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《睡蓮》



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《エトルタの朝》




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《テムズ河とチャリングクロス橋》


【購入した絵はがきより】
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《サンジェルマンの森の中で》



美しい絵画と美しい紅葉を心から楽しんだ一日であった。
こんなに近いのなら、また《睡蓮》の絵に会いにこようとも思った。

あっ、そうだ。
原田マハ「ジヴェルニーの食卓」も読まなくては。




More 大山崎山荘美術館20周年記念パンフレットから
by PochiPochi-2-s | 2016-11-17 23:12 | お出かけ | Trackback | Comments(6)
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《箕面大滝》


「ひさしぶりに滝まで歩きたいわ。
午前中に絵を仕上げるつもりやから、昼食後滝まで行ってみない?」

珍しく 私の方から主人を誘ってみた。
歩くのなら一人で歩くより二人の方が楽しい。
いろんなことを喋りながら歩けるからそれもいいのかも。

昼食後すぐに出かけた。
行きはいつものアップダウンのきつい山道を行き、帰りはみんなが通る滝道を
帰ってきた。往復約2時間。歩数11707歩。(家のを出てから家に帰るまで)

今日は文化の日。
思いのほか、たくさんの人が滝まで歩いていた。
観光客、若いカップル、子供を連れた家族、留学生、シニアの山登りグループ等々。
賑やかに話しながら、笑いながら歩く人たちの姿を見るのは楽しく、
私の心までウキウキとしたのだった。
また 流れる水はきれいで水音はここちよかったし、
川面に景色が映る水鏡はきれいだった。
まだまだ紅葉には早かったが、久しぶりに緑のシャワーを浴び身も心も軽くなった。
「さあ!」
明日からまた元気に過ごせそうな予感がした。


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さあ、スタート


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紅葉までもう少しかな


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山道に入るとすぐに出会う柿の木
枝もたわわにみのったたくさんの柿



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水の流れが気持ちいい




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水鏡




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川面に映る青空と雲と木々!





by PochiPochi-2-s | 2016-11-03 21:11 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

晴天、和歌山へ

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高速までのバイパス



10月16日の日曜日は父の祥月命日だった。
毎年この日に父に心の中で会うためにお墓参りに行くことにしている。
しかし今年は予定が重なり、2日遅れで今日行ってきた。
2日遅れでも父は怒らないだろう。
それよりか「よく来てくれたなぁ」と、
きっとそう言うに違いないと自分勝手な理由をつけて2日遅れで行ってきた。
父のためのお墓参りの日は、必ずと言っていいほど晴天になる。
今日も朝から晴れ渡り、きれいな青空だった。
生前 父はよほど日頃の行いが良かったのだろう。

高速を使うとお墓のある村のお寺まで片道約3時間。
往復6時間のドライブである。
今日は大阪湾を挟んで遠くに六甲山、明石大橋が、くっきりと見えた。
行きも帰りも始終快適なドライブで 家に着いたのは夕方だった。



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淀川の夕景




by PochiPochi-2-s | 2016-10-18 22:32 | お出かけ | Trackback | Comments(2)
運動会

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アンカーで走り、1位になったアサヒ
身体を動かすのが大好き。
まだまだ素直な小2



「10月1日(土)、予定がないですか?
ハルとアサヒの運動会があります。
もし何も予定がなくて見に来れるなら、ぜひ来てやってください。
子どもたちが喜びます。ハルの小学校最後の運動会です」

先月中頃、カオリさんからメールが届いていた。

あいにく午後2時からはコンサートの予定が入っていたが、
彼らの小学校とコンサート会場は近いので、
午前中だけ行かしてもらうと返事をしていたのだった。

明け方まで続いた雨。
心配していたが中止になることもなく、無事に運動会は始まった。

「ほら、ハル、あそこにいるわ。
友達としゃべっているけど、絶対にこっちを振り返れへんわ。
私たちがここにいると分かってるんやわ」

カオリさんが私に言った。

「今朝、学校へ行くときにハルとアサヒから言われたんです。
『お母さん、絶対に僕らに声をかけんといてな。手も振らんといてな。
僕ら知らんふりをするから』って。
で、ハルにたずねたんです。『おばあちゃんにも知らん顔するの』って。
そしたら二人は言ったわ。『おばあちゃんは別や。おばあちゃんには手を振るで』
これやから男の子は愛想ないわ。アサヒはまだハルにつられて言ってるだけやけど」

「ふふふ。ついに来たか」
そう思いながら私は彼女の話を聞いていた。

彼らの父親(息子)もそうだった。
小学校5、6年生になった頃、ほしいものがありどうしても親と一緒に行って買ってもらわなければならない時には、目的の店までそれぞれ別々の道を通って自転車で行き、買い物が終わればまた別々の道を通って帰ってきたものだった。
「お母さんと一緒に買い物に行っている姿を友達に見られるのがいやだ」
と言っていた。

「ハルちゃんもお父さんの子どもの頃ときっと同じ気持なんだろうなぁ。
お母さんに手を降っているところを友達に見られるのが嫌なんだ。
成長したなぁ」
そう思った。

3歳になる直前、父親の仕事の関係で東京から大阪に帰ってきてから9年。
来年の春には中学生になる。
「あの小さかったハルちゃんが…、もうそんなに時間がたったのか」と驚く一方で、
「ついにハルちゃんにもそのような時期が来たのか」と少々感慨深いものもあった。

アサヒちゃんの写真はたくさん撮れたがハルちゃんの写真がまともに撮れなかった今年の運動会だったが、これも無事、何事もなく素直に成長していっている証だと思うとなんとなくホッとし、歌でも口ずさみたくなったのだった。

帰宅するとカオリさんからメールが届いていた。
「今日はありがとうございました。
二人ともおばあちゃんのこと見えたでと言ってました」

「やっぱりね。
あんなこと言ってても、秘かにわからんようにおとうさんやおかあさん、私のこと
を見てたんやわ。可愛いなぁ」

ハルちゃんのいい写真は撮れなかったが、
リレーでは7番走者で一生懸命に走りバトンを渡す直前で一人追い抜いた。
兄はどこまでもおとなしく目立つことが嫌いで黙々と行動し、
弟は明るく天真爛漫、活発で何事にも積極的。目立つことが大好き。
全く異なる性格の二人だが、私にとってはどちらも可愛い孫。
その成長が楽しみだ。

楽しい時間を過ごせたのだった。



More クサギが咲いていた
by PochiPochi-2-s | 2016-10-01 23:13 | お出かけ | Trackback | Comments(6)

生きている喜びを感じられるように生活したい


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