週末の2日間は酷暑になる。
天気予報どおり、週末1日目の今日は 並大抵の暑さではなかった。
まさに言葉どおりの"酷暑"だった。
最高気温35度。
体温に近い温度は息苦しくさえ思われる。
結婚し大阪に住んで40年余。
大阪の暑さはこんなものと思うけれど、やはり堪え難い暑さだった。
「大阪では、天神祭からお盆までの2週間余は最高に暑い時期だ」
今日は、その言葉どおりの暑さだった。
山形県・尾花沢の西瓜
「さあ今日もこの暑さの中、描き始めのヤブデマリの実の絵の続きを」
と思っていたが、どうにも描く気にもなれなかった。
エアコンをつければいいのだが、消した後の体のだるさを考えると、
できるだけ使わずに過ごしたい。
こんな時はスイカを食べ、昼寝をするにかぎると1時間ばかりうとうとした。
西瓜は甘くおいしく、体はすっきりした。
♧
「アサ兄ちゃんは、ブラックや」
「えっ、ブラックってどういう意味なん? いけずということ?」
「違う。お母さんの言うこと聞かずに、悪いことすることやねん。
いたずらすることやねん。ブラックアサヒやねん。ハル兄ちゃんは違うで」
先日のリョウちゃんと私の会話をふと思い出した。
こんな小さな、わずか4歳近くの子供でも、
"ブラック"という言葉の持つ意味をなんとなくわかり、遊びながら使っているのかと、
驚いたのだった。
今日はその"ブラック"アサヒの9歳の誕生日。
真夏の暑い日に生まれてからもう9年も経ったのだ。
なかなか言葉を話せずに、何かを指差しては「うう」とか「ああ」とか言っていたアサヒ。
さ行が行がなかなか言えずに、アサヒがアジャヒに、アゲハ(蝶)がアジャハと言っていた。
あっという間だったように思える。
朝から"おめでとうメール"をカオリさんに送っていた。
「ありがとうございます!
夏休みも毎日暑い中育成(学童保育)行って、
週末はほとんどサッカーの試合ですが、元気に頑張っていますよ!」
元気が何より。
またそのうちに日を決めて誕生会をするので来てくださいとのこと。
嬉しい招待にふたつ返事で返しておいた。
ブラックアサヒ。
当たらずといえども遠からず。
なかなか的を射ているではないか!
ひとり秘かに心の中で笑ったのだった。
♧
《今夜のおかずの一品》
昨夜焼いておいてよかった。
この暑さの中、嬉しいことに夕食準備はいたって簡単だった。
玉ねぎのスライス、セロリの薄切りも一緒に食べると美味しかった。