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星に願いを - 七夕 -

今日は七夕。小暑。
一年に一度だけ織り姫と彦星が天の川を渡って出会う日。
雨で天の川を渡れない時は、鵲(かささぎ)に乗って、ふたりは会いに行くという。
「明日は晴れればいいのになぁ」と昨夜寝る前に心の中で願った。

しかし、朝起きると曇ってた。
しかも、時々 ぽつん、ぽつんと雨粒が…
「雨なのかなぁ〜」
そう思っていたが、お昼頃から太陽が顔を出し、夕方には暑いくらいの晴天になった。
用事があり駅前に行くと、例年通り4本の大きな笹飾りが飾られていた。
近くの校区の老人会、小学校、幼稚園等の協力で毎年飾られている。
いったい何人の人が、子供たちがこれらの短冊を書いたのだろうか?
そこにはどのような願いが書かれているのだろうか?
毎年この笹飾りの前を通り過ぎる時にそう思う。
しかし、立ち止まって、きれいに飾られた七夕の笹飾りは見るが、
何故か短冊を読んでみようと思ったことはない。
人の願いはそれぞれ願いを書いた人のもの。
他人の心の中を覗き見するような感覚になるからだろうか?
神社の絵馬に書かれた願い事を読まないのと同じ気持ちなのだろう。

ふと思った。
子どもたちが小さかった頃、七夕によくこの笹飾りをつくり、家の前に飾っていたなぁと。
家に帰り、アルバムを引っ張り出して探してみた。
しかし、毎年夏休みが始まるとすぐに行った家族旅行の写真はたくさんあるが、
笹飾りそのものの写真は何故か写していなかった。
小5、小3、2歳半の子供たちを連れて八方尾根を登り、八方池まで行った写真や
白馬の大雪渓のさわりまで行って遊んでいる写真、霧ヶ峰や車山高原で遊んでいる
写真、黒部湖・立山室堂に行った時の写真などがあり、どの写真も嬉しそうに笑っている。
今にも笑い声が聞こえてきそうだった。
賑やかな子供たちの笑い声が聞こえる幸せな時間だった。

一方、今夜もTVニュースは、一昨日の九州豪雨によって引き起こされたすざましい、思わず目を覆いたくなるような光景を映し出していた。
被災された人たちのこれから先の生活を考えると、気の毒でならない。
一日も早くこの豪雨がやみ、災害がこれ以上拡大しませんように、
どうか気を強く持って、前向きに元の生活を取り戻せることができますようにと心から思う。

今日は七夕。
『星に願いを』の歌に耳を傾けながら、
被災された人々に再び平安な日々が戻ってきますようにと願いたいと思う。

夜空ではお月様が美しい光を放ち、星が輝いていた。
きっと織姫と彦星は会うことができただろう。


《星に願いを》



(日本語版)
輝く星に心の夢を
祈ればいつか叶うでしょう
きらきら星は不思議な力
あなたの夢を満たすでしょう

人は誰もひとり
哀しい夜を過ごしてる

星に祈れば淋しい日々を
光り照呉れるらしてくれるでしょう



(英語版)
When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you


If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do

Fate is kind
She brings to those who love

The sweet fulfillment of
Their secret longing

Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dream comes true





Commented by hanamomo08 at 2017-07-08 21:53
あの豪雨の惨状には祈るしかないですね。

この歌は大好きな歌。
英語の歌詞も美しい♪
大きな自然を目の前にすると人は祈るしかない小さな存在だと改めて知ることになりますね。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-07-09 21:30
☆ hanamomoさん

雨が今日もまだ降り続いていますね。
一日も早く止んでほしいと願うことしかできないのは歯がゆいですね。
仰られているとおり、大自然に対しては人間は本当に小さな存在だと
思い知らされます。

大雨、秋田は大丈夫ですか?
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by PochiPochi-2-s | 2017-07-07 23:28 | 日記 | Comments(2)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s