もうひとつ、小さな春 - セリバオウレン -

今日は朝から信じられないほど暖かかった。
午後3時半で気温は17℃。
風はなんだか生暖かく、セーター 一枚で充分動き回れるくらいだった。

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《キクザキイチゲ》


この暖かさで一昨日頭をもたげていたキクザキイチゲが、
朝から花びらを開きはじめていた。
「わぁ〜! 頑張れッ!」
思わず声をかけたくなった。
それからしばらくして、娘からのメールが届いた。
「心配していたことがクリアーされたわ。強い子やわ」
一気に気持ちに弾みがつき、嬉しさで満たされた。

午後から病院へ。
娘のホッとした顔を見ているだけで、主人も私も嬉しくなった。
予測される問題がひとつひとつ解決され、良い結果が得られることほど母親を安心さ
ることができるものはない。どんなに小さくても母親の声がわかり、(赤ちゃんの)手足の動き方まで変わってくるという。今日は 笑っているような気がしたと、娘は嬉しそうに話していた。赤ちゃんの持つ生命力の不思議さを感じる。
今日で生まれてから3日目。
未熟児で生まれた赤ちゃんにとって、生後1週間が一番大切な時期だという。
娘の今日の話からは、今のところとりあえずの心配はなくなったらしい。
あと4日間、何も心配なことが起きなければまずはひと安心だと言っていた。
ほんの少しだけホッとして帰ってきたのだった。


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《セリバオウレン》


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帰宅後、ホッとしてブログを開いた
今日のpalletさんののブログ記事に「セリバオウレン」の写真を見つけた。
「ひょっとしたら、うちの庭のセリバオウレンも咲いているのでは?」
さっそく庭に飛び出て、枯葉を取り除いてみた。
「わあ! 咲きかけ!」
たくさんの花芽ができているではないか!
3つほど咲きかけの花も見つけた。
昨夜の天気予報では明日は今日以上に暖かくなるらしい。
明日はもっと花びらを開くことだろう。
でも、この花も咲くにはまだ少し早いような気がする。
あわてんぼうの早春の花はここにもいた。







昨日、少しホッとしたので見たかった映画『沈黙』を見にいった。

大学に入った年、はじめて知った遠藤周作の『沈黙』。
当時、友人に勧められ読んだのだったが、タイトルが 何故「沈黙」なのか、よくは分からなかった。その後も何度か読み返したが、分からないところ、疑問に思うところが多かった。のちに、どの本で読んだのかは忘れたが、遠藤周作がこの本を書いたことで日本基督教教会からかなりの批判(反発)を受けたというようなことが書かれてあり、一体どうしてなのだろうかとは思っていた。

結果的には、映画は見にいってよかったと思うが、
考えること、考えさせられること、疑問に思うことがさらに多くなってしまった。
帰ってきてから、主人(映画は見ていない)とふたりで「沈黙」について話す時間が多くなり、彼の「深い川」をもう一度読んだ方がいいかもしれないということになったのだった。


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Commented by pallet-sorairo at 2017-02-17 09:55
>「心配していたことがクリアーされたわ。強い子やわ」
ママの力強さにもこちらが勇気づけられます。
きっと大丈夫!

リンク、ありがとうございました。
Commented by jarippe at 2017-02-17 10:22
4人目のお孫さんがお生まれになったとの事
おめでとうございます
何につけても心配事が有りますが
子供や孫の心配は尽きないことと思います
ましてや生まれてきたばかりの小さな命 
形は小さいけれどうんとうんと大きい命ですよね
私の長女も保育器に入りました 四十数年前の事
母が心配して毎日見に行ってくれ報告をしてくれたこと
いまさらながら有難く思い出します
小さな産院での出産で赤ちゃんだけ大きな病院へ移り
私は泣きながらおっぱいを絞って運んでもらいました
その娘が今は二人の子持ち 3人の子どもの内で一番丈夫です
心配も愛情ですものね ご家族のご健康をお祈りします
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-02-17 11:20
☆ pallet-sorairoさん

ありがとうございます。
あの甘ったれだった子が!と、娘の強さに驚いてます。
やっぱり母は強しですね。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-02-17 11:24
☆ jarippeさん

ありがとうございます。
jarippeさんも同じような経験をされていたのですか?
どんなに不安だったかよくわかります。

>その娘が今は二人の子持ち、3人の子どもの内で一番丈夫です
励まされます。娘に伝えます。
ありがとうございました。


Commented by hanamomo08 at 2017-02-17 20:02
春の妖精が咲きましたね。
きれいです、地面すれすれまでしゃがまないとなかなか撮れないお花ですよね。
一足早く春を満喫!

リョウちゃんお兄ちゃんになったのですね。
おめでとうございます。
PochiPochi-2-sさんもお忙しくなりますね。
弟くん、がんばれ!
Commented by saheizi-inokori at 2017-02-17 21:38
「沈黙」はいろんなことを考えさせてくれる映画だと思いました。
日によって全く反対の感想を持ったりする。
奥の深い作品ですね。
出演者たちのインタビュ―が面白かったです。
https://youtu.be/va-B7wsF-EQ
テイクさんのブログhttp://joyluckclub.blog.fc2.com/に教えてもらいました。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-02-17 23:36
☆ hanamomoさん

こんばんは。
まだ一ヶ月以上も早いのに、どういうわけか咲きましたね。
時々あわてんぼうの花があるのでしょう。
そう、本当に小さな花なんですよ。
花友達からプレゼントされました。

ありがとうございます。
早すぎる早産の場合は、生まれてから1週間が一番大切な時らしいです。
赤ちゃんも頑張っているし、何よりも嬉しいのは、不安であるはずの娘が
落ち着いていろんなことに対処しているということです。
できる限りのサポートをしたいと思っています。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-02-18 08:29
☆ saheizi-inokoriさん

インタビューの紹介をありがとうございました。
興味深く聞きました。
ほんとうに。奥の深い作品だと思いました。
今この「沈黙」には2つの沈黙があると思っています。
1つは神(キリスト)の沈黙。もう1つは棄教したロドリゴに代表される神父たちの
沈黙。仏教のお寺でのフェレイラとロドリゴの会話が印象に残っています。
「例え、山や川がもとの姿形を変えようとも、その本質は変わらない」というよう
な言葉を言ったフェレイラの心の中はいったいどうだったのだろうかと思いました。
バックに流れていたお経は確か阿弥陀経だったと思います。浄土真宗のお寺だと
思いました。棄教させられても、転ばされても、踏み絵を踏まされても、その人の
心までは変えることはできない。そう思いました。棺桶の中におさめられたロドリ
ゴの最後の場面がそのことをあらわしていると思いました。仏教では救えなかった
最下層で日々の生活にも喘いでいた人たちの心に浸透していったのであって、既存の
仏教に変わるものとしてのキリスト教だったのではないだろうかと思いました。

おっしゃるように日々考えが変わります。難しい作品ですね。
まだ当分の間いろいろと考えが頭をよぎることだろうと思っています。
もう一度読みなおしたいとも思いました。
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by PochiPochi-2-s | 2017-02-16 22:16 | 植物・昆虫・動物 | Trackback | Comments(8)

生きている喜びを感じられるように生活したい


by PochiPochi-2-s