実を濃くしたアオギリ
「アオギリの果実、描いてきたんですけど、これでいいですか?
色を塗りすぎたかなぁ〜と。それと、ここのところ、前面に出したいのですが…」
「う〜ん。
ぬりすぎではないわ。でも、実をもっと濃くぬった方がいいと思うで。
薄い色と濃い色がはっきりしている方がいいと思うわ。印象やけど。
そこのところ、前に出したかったら、出したらいいと思うわ」
「えっ? そしたら実の模様は描かなくてもいいの?」
「別にかまへんと思うわ。ボタニカルアートやないんやし。
どう描いても自由や。自分の思うように描いたらいいと思う」
「そうなんや…」
しばらくの間、修正にとりかかった。
実をもう少し濃くぬり、
上に描いた垂れ下がっている真ん中2つの実の鞘の前面と背面をいれかえた。
「うん、やっぱり、実の色の濃さは この方がいいと思うわ」
黒表紙の上の次回のガガイモ(実物)
次回、ガガイモを描こうと思い、選んだが…
黒のスケッチブックの表紙の上では きれいだが…
さて、白のスケッチブックの上ではどう描けばよいのだろうか?
特に綿毛。
先生は鉛筆でいいというのだけれど…
ちょっと考えてから、挑戦してみようと。