「やめて」- 戦争と平和を見つめる絵本 -
2015年 09月 15日
今日朝読んだ天声人語。共感したのでここに載せます。
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《今日朝の朝日新聞天声人語より》
平仮名しかわからない小さな子にも読んでほしい。埼玉県に住む予備校講師の山岡信幸さん(51)はそう思い、易しい言葉で「こども語訳」を作った。8歳と5歳と3歳の3児の父。書き出しは「くにと くにの けんかを せんそうと いいます」だ▼訳したのは、「自由と平和のための京大有志の会」が7月に公表した声明書である。安保関連法案への反対を詩的につづり、幅広い共感を呼んだ。山岡さんは、例えば原文の「戦争は、すぐに制御が効かなくなる」を、「せんそうは はじまると だれにも とめられません」とした▼有志の会に送ると、すぐに会のホームページに掲載された。それに目を留めたのが、絵本作家の塚本やすしさん(50)だ。戦争に関するすべてのことを言い当てていると感じ、「これは絵本にするしかない」と即決した▼参院での採決前に出版したいと考え、3日で絵を仕上げた。戦争の怖さを表現しつつ、残酷になりすぎないよう気をつけたという。企画してから発売までたった40日。「ふつう絵本には緊急出版なんてないんですが」と塚本さんは笑う▼『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』はこうして世に出た。山岡さんは広島生まれで親族に被爆者がいる。塚本さんの両親は東京で空襲を経験している。次の世代に平和を引き継ぎたいという2人の思いが、言葉と絵の力に結実した▼作品の最後、大勢の子らが必死の表情で叫ぶ。戦争を始めようとしている人たちに、「やめて」と。
私たちが それぞれ自分自身のこととして考えなければならない事態が今起こりつつあると思う。
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昨夜も国会議事堂前でデモが行われた。
9/14 国会議事堂前前デモ
昨夜も国会議事堂前で大規模なデモがあった。ニュースでは約45,000人が参加と発表。(警察発表では参加者は17,000人らしい)国会議事堂前の道路にデモ参加者が押し寄せ、溢れ出たとのことだった。
国会内では、
「この法案に対する反対60%。大半の国民が反対している法案なのに通すつもりなのか」
との質問にも
「決めるべきときには決める。我々は先の選挙で選ばれた国民を代表する国会議員が構成する内閣だから」
との、首相の答弁。
このような違憲の法案を通すという公約はされていなかった。
民主主義って何なのだろうか?
憲法を変更したいのなら、堂々とルールに則ってすれば良いではないか。
そう思った昨夜のニュースだった。
生きている喜びを感じられるように生活したい
by PochiPochi-2-s