モノクロの表現力
2015年 06月 26日
白黒の絵は究極なのかも知れないですね。
伊藤若冲の細かい観察からの絵は印象的でしたが、白黒の絵は初めて目にしました。
そう言えば、散歩会の会報を14年間の編集時を思い出しました。初めはカラー刷りはなく、全部モノクロ。そこで挿絵の方に白黒で描いてね…とお願いしましたら、今まで描いたことが無かったので難しいと、感想を述べられたのです。2,3年描いては頂いたものの、彩色画をこちらで白黒にコピーしてみましたら、その白と黒の色合いの変化は、やはり彩色のままに微妙な変化を見せてくれました。
それから、先日個展をなさった方の絵をお宅に押し掛けて見せて頂いた時に、「今は水墨画を描いている」と言われました。その時の神髄は別にあったかも知れませんが、「彩色するよりもエネルギーを使わずに出来あがる…」と、言われました。ああ、それも真なりと思いましたね。
また友だちが水墨画をしていたので合同作品展に行きましたが、彩色しない難しさを感じたことを思い出しました。
とにかくどちらも魅力的です。
こんばんは。
私たちの先生は、元朝日新聞者に勤めていました。
声の欄の絵のカットを描いていたそうです。
目を悪くされ、どうしようかなぁと思っていた時、ふっと目についたのが足元に生えている草花だった。そうだこれを描いてみよう。
白黒でと思ったそうです。白黒逆になる新聞の活版印刷を思い出し、今の技法を思いついたらしいです。
私的には、年々華やかな感じの絵になっているような気がします。
そうですか。彩色をするよりもエネルギーを使わないとおっしゃるのですか?でも、私には、白黒の方がずっとエネルギーを使い、難しいような気がしているのですが…
水墨画もそうですが白と黒の比率、余白の分量が難しなぁと思ってます。来年春、横浜で個展をされるそうです。
こんばんは。コメントありがとうございます。
すみません、銀塩写真って? どのような写真なのですか?
そうですか、ちょっとドキッとされますか?
そうかもしれないと思う時もありますが、大きな号数の絵で見ればまた違った印象になるかもと思います。
言われてみて然り。
夢はモノクロの世界ですね。考えてもみませんでした…
先生の描く絵は、ほとんど花です。野に咲く花です。
教室のある日は、毎朝早くからご自宅近くの山に行き、 画材を採ってきてきれます。雨でも雪でも。頭の下がる思いです。
センニンソウは、白黒だから見事に描けるような気がします。
色をつけて描くには難しい。何度も挑戦しましたが、あのフワァとした上品な感じがでないのです。難しいわぁ〜‼︎
ボタンズルと区別ができるのですか?
Dekoさんは何でもよく知ってられるのですね。
いつでも教えてくださいね。